今回の『谷口雅春先生著作年譜一覧表』は生長の家及び谷口雅春先生の紹介本が記載していますが、批判本も同時に紹介して記載しています。どうして批判文をという疑問があると思いますが、それに堂々と反論出来るからです。この人は勉強不足だなとか、反対によく知っているなとかがわかるようになります。その姿勢を勉強させていただいたのは「大本敎」であります。堂々と批判文も図書館で信徒に讀ませるようにしているからです。この人は勉強不足だからとかそんな勝手な思い込みなどがないのです。ただ、記載しているだけで、本文をもし掲載するならば、当時の説明文を記載しながら私なら掲載します。

今回『続々 甘露の法雨』の昭和1811月號と現在発行の比較も致しました。ただ、これを掲載するには当時の歴史的な状況を説明しなければいけません。歴史的な把握が必要なので、現在は保留しています。

また、昭和28年に巻き起こった佛教会における「生長の家」の対立なども当時の『大世界』など読みました。『親鸞の心』に対する批判が凄ざましい。

戦前では『邪教』との批判も轟々としたものでした。その本を読みました。それに対して『理論』を以て正々堂々とした谷口雅春先生でした。さすがに『國譯大蔵経』を読む。(国民文庫刊行会 全31巻)を読破された程ですから、其の辺の佛教の僧と互角に議論出来る。いやそれ以上ではないか。そのように思わしていただきました。