トキさんが現在の情況を捉えて、下記のように書いています。

私見 (20017)

日時:20191024 () 2329

名前:トキ

 昭和の時代の生長の家では、部外者の意見も聞く度量がありましたが、今の生長の家では、どんなに古い信徒であろうと、どんなに功績のある講師であろうと、谷口家の人間であろうと、一旦、辞めた人間は「部外者」です。そして、組織は「部外者」の意見には耳を傾ける必要はないし、付き合う必要もない、と言う論理を大展開しております。これを生長の家の論理で言い換えると、会員は、退会者と関わりを持ってはいけないことを意味しています。

 

 そう言う訳ですから、現役の会員は、退会者とは迂闊にあってはいけないし、退会者が言うことなど無視しなければならないのです。ましてや、積極的に関わることは、総裁先生の「御心」に反する大叛逆であり、中心帰一に反する行為になるのです。

 

 一例を挙げると、故・森田征史先生が定期的に開催していた講演会に出席していた本部講師がいましたが、これを密告されると、たちまちのうちに譴責され、退職に追いやられました。森田先生が「分派に行かない」「谷口家に弓を引かない」と公言していたことなど関係なく、処分を受けたのです。

 

 それは上記であれば会社組織としては当然であろうと思いますが、「宗教団体」としては首を傾げるしかない。宗教とは「人を救う」爲に存在している。退会者と雖もそれは変わらない。だが私が見ている現教団の信徒は現情況には「クビ」になりたくないという脅迫觀念が間違っている。上部の脅迫觀念が働いている。上部からの指令でそのようにしていかなければならないということを「勝手に勘違い」している。

 

 また、「新しい教え」という名の谷口雅春先生とは全く教えが異なっていることを行っていても「平気」であるのです。「中心帰一」という「マインドコントロ-ル」を呪縛するように唱えてそこから離れられないようにしている。あの「法の華三方行」福永という人物は「最高で~す」と云って、何等「般若心経」とは関係のない言葉を唱えて、足裏診断して「あなたは癌になっている」という言葉をかけて、大量のお金を搾取している。その福永氏も一時生長の家の信徒であった。「生長の家」を間違って解釋してしまうと、福永氏もそうであるように現在の教団の状態のように間違ってすすむことになるのです。

 

 多くは「生長の家」の『生命の實相』を読まないで、生長の家信徒と名乗っている人が大半である、キリスト教徒が『聖書』を読まないで、信徒と名乗っているに過ぎないのであります。それは「似非生長の家」であるのです。「生長の家」と名乗るのも恥ずかしい状況であるのです。それでも「名乗っているのは」マインドコントロ-ルされているに過ぎないのです。早く『生命の實相』や谷口雅春先生の聖典を読むことがまず第一にすることであろうと思っています。そうすれば、間違った道を歩むこともない。