松本城の太鼓門から入って、すぐ右側に広がる二の丸御殿跡。そこにたたずむ大きな石碑です。かつてこの場所に裁判所があり、そこを天皇陛下が明治時代にお越しになられたのを記念して建てられたようです。その石碑の大きさから、当時の松本市民の熱狂ぶりがうかがえました。
明治天皇駐蹕遺址碑について
明治13年(1880)6月、明治天皇が松本地方へご巡幸になり同月25日には当時この地(二の丸御殿跡)に新築開設された松本区裁判所へお立ち寄りになった。
このご駐れんを光栄とする松本市民は大正10年6月、ここに印された玉址を永遠に伝えるため駐蹕遺址碑を建て、記念とした。
その後、昭和53年に裁判所(長野地裁松本支部)が三の丸に移った。
この地は史跡松本城二の丸御殿跡として整備され公園となった。
その際、この碑は建碑の意に添って現在地に残された。
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