神の「知恵」は一個の人間の利益のためでなく、神の「愛」は一個の人間の欲望のためでなく、神の「生命」は一個の人間の繁栄のためでなく、すべてのものの調和と幸福を実現する。神の子もそれを願うのである。(昨夜(3/25)の生長の家総裁facebookより)

こういう表現というのは眞理を反対に眩ませることとなる。『生命の實相』には人間は「皆神の子である」と書かれている。一個という表現が物質を数えるような言い方であり、人間を一個とかいう表現をしないのです。『吾れは眞理なり、眞理より遣はされたる天使(てんのつかい)なりとある。

また『人間は神より出てたる光なり』と記する。生長の家では「人間神の子」という教えです。一人の人間が神の子の自覚して繁栄することが駄目であるような書き方である。

また最後の「神の子」という言葉は何であろうか?違和感でしか感じないこの表現は人間の左脳で書いているようにしか感じない。そこに「我」しかないからこんな表現しか出来ないのです。

 

「神の子」の自覚とは「眞性」の自覚であり、「人間と神とは一体なり」「神は人間の光源にして」と『甘露の法雨』に書いている。

このような人間の欲望という言葉で書かれている書物を読むと返って眞理が眩ませることとなる