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宮内庁管轄の陵墓で桓武天皇夫人という陵墓は二つあります。一つは向日町の高台にあります。
桓武天皇皇后 天之高藤広宗照姫之尊(乙牟漏) 高畠陵と桓武天皇夫人 贈皇太后 旅子 宇波多陵

以前に高畠陵には参拝していたのですが、今回の宇波多陵は初めてです。
さて贈皇太后とはどういうことかといいますと、以前は夫人であったり妃であったのが、死後に尊称として贈皇太后となるのです。藤原旅子ですが大伴親王が淳和天皇となり、贈皇太后となります。

この時期相次ぎ不幸がおとずれます。あの早良親王の祟りとして恐れられます。

その後、皇太子に立てられた安殿親王の発病や、桓武天皇妃藤原旅子藤原乙牟漏坂上又子の病死、桓武天皇・早良親王生母の高野新笠の病死、疫病の流行、洪水などが相次ぎ、それらは早良親王の祟りであるとして幾度か鎮魂の儀式が執り行われた。延暦19年(800年)、崇道天皇と追称され、大和国に移葬された。その場所は奈良市八嶋町の崇道天皇陵に比定されている。またこの近くには親王を祀る社である八嶋神社があり、さらに北に数キロ離れた奈良町にある崇道天皇社御霊神社などでも親王は祭神として祀られている。近辺にも親王を祀る寺社が点在しているほか、京の鬼門に位置する高野村(現:左京区上高野)には、京都で唯一早良親王のみを祭神とする崇道神社がある。

まだ京都の崇道神社には行ったことがないのですが、近くに行ったら是非行ってみたい。

さて、宇波多陵ですが横に竹林があり、見事に整備されている。しかも苔むす階段が見事に景観が保存されています。隣に三ノ宮神社があり行ってみる価値があります。