昨日大峰山に行きました。
ここは皆様ご存知の通り日本で今尚女性が登れない山です。
大峰山(山上ヶ岳)に登ろうとすると、必ず女人結界門という門を潜らなければいけません。そのゲ-トは4箇所あります。
8月15日朝5時30分観音峯登山口からみたらい渓谷歩道を北に向けて歩いた、洞川温泉には順調に午前6時には着いた。そこから洞川沿いに大峰大橋の女人結界門まで6時40分である。とりあえず洞川茶屋までと思い一気に歩いた。
そこから大峰山へ向けて歩いた。鐘掛岩までは順調であった。大峰山山頂(山上ヶ岳)から普賢ヶ岳からの道であるが登山者は誰も知らない。最初に聞いた人が勘違いしたのが原因ですが、そこから大変な道のりになると思わなかった。

あそこは道がないという言葉に違う道もあったがどうもおかしい、再度戻ったら最初に聞いた人が「すみません、あの方向です」と言った。よかった。

小笹の宿から道を迷ってしまった。それが焦りとなり、登ると息が切れてしまう。道を見つけるとホッとなるが、普賢ヶ岳までは何回も休憩してしまう。
また大きな岩に登ればそこは行き止まりであったり、何回も躊躇しながら歩いていた。普賢ヶ岳では登頂しないで脇道を通ろうとしたが道が崩落していて悪戦苦闘である。
素直に登頂すれば早く着いていた。
行者還岳は横道を歩いた。何か滞りしかない。弥山までは頑張ろうと思っていた。しかし思いと脚はかけ離れている。
本当に脚が進まない。
途中で登山者にどこまで行くのですかと聞かれて。天川村役場の横にある河合です。と答えるとびっくりされていた。
時間がないのですぐに弥山まで頑張った。だが最後の階段は堪えた。キツかった。

弥山ではどこまで行かれるのですか。と小屋に泊まる登山者に聞かれた。
狼平から栃尾辻を経て天川村役場までです。
と言ったら「呆れ顔」で「頑張って下さい。」
呆れ顔というのは夜中に歩くことになるからである。山の中の歩きは大変危険を伴うことになるからであります。
弥山を出たのは午後4時であるなんとか日が沈む間に栃尾辻に着きたい。
狼平には早く着けた。4時30分である。だが栃尾辻は6時30分である。
覚悟したが8時に着けると軽く見ていた。

しかしなんとか栃尾辻には6時、深々とした山道がライトが一命である。途中道が無くなっている時もすぐに判断して林道を通ったのが正解であった。
だが一難去ってまた一難である。股擦れが酷く、階段を下るのがキツイ。
栃尾辻から河合まで通常1時間30分で行ける道を山道ということと股擦れで階段を下るのに一歩づつである。
登山口に着いたのが夜の9時である。日が暮れてから2時間30分も歩いていた。
そこから観音峯登山口まで標高300m上がる。舗装道路でキツかった。駐車場に着いたのが夜の10時30分である。標高750mから見る星空は満点の星です。流れ星がこんなに見えるのも何年ぶりか。
家に着いたのは午前様であることはわかっていただけると思う。

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