則天去私

「谷口雅春」先生の生涯も綴っていきます。

2016年11月

讀んで戴ければ幸甚です。

戦前の朝日新聞の広告と生長の家

知り合いの友達から戦前の生長の家について書いている本があるということで紹介していただいた。感謝申し上げます。

1. 『宗教日本の大自覚』伊藤証信 著、無我苑、昭和12211日発行に、生長の家を17頁にわたって取り上げて浄土真宗の立場からの批判。他の宗教は出てきません。

第二章 新舊宗教の生動

二、新興宗教への思想批判

  =特に生長の家の思想に就いて=

1. 新時代の宗教の具備すべき一般的性質

2.  生長の家の宗教観

3.  生長の家の奇蹟と近代化科学

4.  人生に於ける物質及び災厄の意義

5.  谷口氏に尋ねたし

実は昭和10年の朝日新聞に一面で広告のようなことをかいているのです。批判的に書いている部分もあるが認めている部分もあり、そうしたことも含めて紹介いたします。

生長の家の紙面全廣告、一部批判的な文章もあります。

近眼は治る(生命の教育特輯號)

「生長の家」記念日全國講演會會場)

 

◎生長の家の宗教觀

☆讀めば讀む程共鳴共感が強く啓發される所多し

☆佛教を生かす生長の家

☆生長の家と基督教

☆神道と生長の家

◎生長の家の運動の現代に於ける歴史的意義

☆生長の家の奇蹟に就て

☆精神力の發現の二方面

☆物質偏重時代に於ける生長の家出現の意義

◎徹底的唯心論

☆吾が事業の後継者

☆精神力と物質力

☆病気其他の不幸に就て

◎生長の家に對する我が態度

☆谷口氏に對する一つの問題

P1180316
昭和10年11月20日東京朝日新聞 朝刊6面

戦前の禁書で考える

今回の『谷口雅春先生著作一覧表』での発行するうえで、国会図書館本館には2回、国会図書館関西舘に10回、大阪市立中央図書館には5回、吹田市立図書館には8回、島根県立図書館に1回と図書館巡りを行いました。それほど調べることも多くあり、調べても調べても調べ尽くせぬ程の事がありました。

 

例えば、戦前における禁書などの分野なども今回の調査で明らかになりました。それでも調べてみたいこともたくさんありました。これで満足というものがありませんでした。

 

今回、いろいろと調べたいこともあり、『谷口雅春先生著作集一覧表』を生長の家の発祥から通して考えてみたりしたが、戦後の熱烈に溢れる憂国の叫びから、人類を救いたいという人類愛に満ちた言葉。

この『谷口雅春先生著作一覧表』は様々な分野からの眞実というのがありますので、是非、読んで頂きたい。大本時代からの著作や『生活者』や『新時代』『やまと新聞』と読み応えがあり、読めば読むほど、谷口雅春先生のコトバが蘇るようになると思っています。

資料集と雖も、勉強になります。谷口雅春先生の歴史がわかります。

是非、『生長の家五拾年史』の横に添えていただければ幸甚です。

また、これを読まれると、益々と谷口雅春先生の碩学には度肝を抜くことになるでしょう。

「実相論」は天空から舞い降りた鳳凰のように地上を燦然と照す、一隅の光となるでしょう。

そうした想念が己自身の胸にスーと入ってくるようになり、思わず頷くこととなると思っています。そうだ、これこそが「谷口雅春先生」のみ教えだ!

雅春先生はこのように考えておられたのだということがわかるでしょう。

 

 ただ、書く量が半端ではなく多い、今回の戦前の禁書というのも一つのテ-マでした。まだそれ以外に調べておきたい事があり、遅々として進まずは自分の嗜好で行っているからであろう。

宿題というか、課題というのか自分に課せられた仕事は多い。

 禁書という言葉を書きましたが、戦前はそれでもその書物を発行することが出来ました。それを購入した信徒の心境は如何なるものであろうか。

 また、戦後のGHQによる著作の検閲はそうした書物を発行することを許されないものでしたが、それでも現在の状況と比べれば手緩いものです。

現在は悉く絶版という焚書を行っているのですから、これほどの危機はないように思います。

何故、このような良書がそうした悲劇に合わなければならないのか。
「雅春先生」の気持ちというのを考えるとそうした悲劇を悲しまれるでしょう。

人類を救いたいという考えが失われているのが現在の「生長の家」である。

戦前の「発禁図書」と生長の家-5

② 生命の實相 第二巻 黒布表紙版

この御著書についても「削除済」の本を所有していませんので、菊判装から何がその禁書とされたのかを探ります。

それでは『生命の實相』第二巻の目次を列挙させていただきます。

全集第二巻『光明篇・生命篇』

戦時廉価版『生命の實相』二巻

聖典讀誦の功徳(はしがき)

『七つの燈臺の點燈者』の神示

光明篇  生命に到る道

第一章             一切の宗教を生かす『生長の家』

第二章            『生長の家』は日本精神の源泉

第三章            『生長の家』とは何であるか

第四章            『生長の家』は何を信じるか

生命篇  生命圓相の眞理

第一章             果して物質的治療は病気を征服し得たか

第二章             生きる力の神秘

第三章             心の平和に到達する眞理

第四章             『生命』は愛と智慧とによって生く

第五章             思念の力

第六章             人間は『肉体』でない話

第七章             眞理は爾を自由ならしめん

第八章             祖国愛は神の道

第九章             愛の神による運命の修正

第十章             生命磁気を語る

第十一章  現代醫學を語る

第十二章  死線を超えた實話

第十三章 『無』の經濟と『無』の醫學

 

ここで注目すべき事柄があります。小さな紙に

P1180307

『生命の實相』菊判装第六巻

81

92

133

164

279

391

431

の各頁は著者の希望により削除いたしましたから悪からず御諒承下さい。

ということは

菊判装第六巻の目次を確かめると

本菊判装『生命の實相』第六巻

光明篇  生命に到る道

第一章一切の宗教を生かす『生長の家』

第二章『生長の家』は日本精神の源泉

第三章『生長の家』とは何であるか

第四章『生長の家』は何を信じるか

宗教問答篇  生活に生きる宗教

第一章  生活に生きる宗教
第二章  天國浄土を實現する道
第三章  『無』もない世界に入る話
第四章  眞理に救はれ行く人々

第五章  肉體と境遇を良くする道(報恩行)
第六章  南泉猫を斬る生活
第七章  神の無限供給を語る
第八章  天地一切と和合する生活
第九章  種々の宗教問題に答ふ

質疑篇   眞理の應用及び捨遺

1、    現象なしの自覺に就いて

2、    殉死殉道の意義と價値

3、    神に三義ありとは如何なる意味なりや問ふ

4、    金光教を生かしつつ生長の家を信じたい

5、    人間神の子の完全さについて

6、    時間空間の觀念は何処から起るか

7、    物質に知性なきか

8、    周囲を生かすために働かないのは好いか

9、    個人の念は全人類の信念を超克し得るか

10、           偏食は不可であるか

11、           生命と靈魂と肉體との關係

12、           神佛一體なりや又別異なりやを問ふ

13、           個性は何處から来るか

14、           完全圓滿と無限生長との觀念は兩立し得るか

15、           『實相の心』と『偽存在の心』 『實相生命』と『現象生命』

16、           病気を起す潜在意識は如何にすれば除き得るか

17、           念の感應・人生空無・久遠本佛

18、           方便法と眞實法

19、           佛教は靈魂の存在を否定す、生長の家は靈魂在る如く説くは如何

 

ここで著者の希望と記入していますが、明らかに内務省警保局の干渉があったことはわかります。それは、前記に示したように「淫詞邪教」ということであります。

それを予め察知して、其の対象となる項目を自ら切り取ったということであります。

なんと、悲しいことなんでしょうか、自らの著書を切り取るということは本当に断腸の想いだったということは想像できます。戦前の言論弾圧はこうした厳しさがあり、更に戦後のGHQによる検閲や言論統制はそれに増して厳しいものでした。

 

さて、話を戻します。『生命の實相』菊判装と『生命の實相』頭注版と比較してみます。社会運動の状況」より

菊判装6

頭注版

1718

禁書の理由(『運動の状況』の文章)から個人的に推察してみます。

81

349行~3511

生長の家は無薬無病の思想は医療妨害的布教言動

92

50

巽忠蔵氏の胃腸病の治癒は『社会運動の状況』昭和13年に記載あり。

宮崎県

光明思想普及会取締役   巽 忠蔵

112日夜宮崎市に於ける講演会(聴衆約150名)に於いて「勝たずば生きて還らじと」と云う軍歌があり今や多くの兵士が死んで来ますと云って出征して

居るが之は間違って居る「自分は『必勝生還』と言う事

が本当であると思う」と講演す。

133

P113

胃下垂の治療における方法

164

P158159

6年間の瘤が神想観にて治癒

279

18巻 P105

医療を尽くしても治らなかった小水が神想観で治癒

391

24P145

不治と言われる糖尿病も治る。

431

掲載なし

内容が変更のため、戦前黒布表紙版14巻から

文部省当局方面でも次第に教育に宗教を以て賦活しなければ本当の教育が出来ない。文部省に意見をのべたからだと思います。

 

『生命の實相』菊判装第二巻

これも内務省の調査では知らされていない検閲です。

切取られいますので、二頁となります。

九巻のように添付されたメモのようなものもありませんので、やはり自主的に削除を行ったのではないかと思います。それはあまりに切り取られた頁が多いのです。但し、これはあくまで私の推測です。

 

本菊判装『生命の實相』第二巻

經典篇(一)聖經『甘露の法雨』講義

  第一章  神と佛と靈
  第二章  物質と實在
  第三章  智慧と無明と罪
  第四章  人間の實相及び假相

經典篇(二) 聖経『天使の言葉』講義

(一~一二)(12

生命篇  生命圓相の眞理

第一章             果して物質的治療は病気を征服

し得たか

第二章             生きる力の神秘

第三章             心の平和に到達する眞理

第四章             『生命』は愛と智慧とによって生く

第五章             思念の力

第六章             人間は『肉體』でない話

第七章             眞理は爾を自由ならしめん

第八章             祖國愛は神の道

第九章             愛の神による運命の修正

第十章             生命磁気を語る

第十一章  現代醫學を語る

第十二章  死線を超えた實話

第十三章 『無』の經濟と『無』の醫學

 

この中から

3740頁  聖經『甘露の法雨』講義

179186頁 聖經『天使の言葉』講義

194198頁 聖經『天使の言葉』講義

222232頁 生命圓相の眞理

361370頁 第十章 生命磁氣を語る

 

多量の頁が一度に切り取られています。

あまりにも、その頁数の多さに眩暈を起こしそうです。

 

戦前の「発禁図書」と生長の家-4

戦前における「生長の家」の著書で禁書となったのが国会図書館の調査では下記の著作がその標的となりました。(前回のブログにて記入)

       百事如意

       生命の實相 第二巻 黒布表紙版

       生命の實相 信の巻 

       生命の實相 第六巻 菊判

 

但し、私が調べた結果も発表させていただきます。

上記の四著作から更に、

      『生命の實相』菊判装第二巻

      『生命の實相』菊判装第九巻

が発禁の著作であります。

 

ただ禁書といえども、古書をお持ちの人はわかると思いますが、検閲の済んだ本は削除済というスタンプが押され、その頁を削除している。

その本自体を焚書にするような事はしなかったのは禁案番号なしとしている戦前の禁書であります。生長の家の御本は多くはそうした被害を免れているのですが、やはり厳しいものがあります。

下図は削除済のスタンプを押した『生命の實相』菊版装第六巻と第二巻

P1180310
P1180308

 

 P1180314
P1180312P1180311

 

 

『生命の實相』信の巻について

 『生命の實相』信の巻は削除済のスタンプを押している著作は所有していませんので菊判装からそれを探ってみます。

 

菊判装で第九巻で削除済の印鑑がおされているのですが、その目次で第二巻と同じ目次があることが下記に示しました。

本菊判装『生命の實相』第九巻

女性教育篇 母・妻・娘の聖書
 第一章  女性の觀点を一新せよ
 第二章  『女だから』と云ふ言葉
 第三章  妻を『養ふ』と云ふ言葉
 第四章  無限供給の經濟の立て方
 第五章  家庭幸福への道
 第六章  結婚前の娘及び母への注意
 第七章  ダリアの花に題して
 第八章  本来一つのもの

 第九章  親切行に就いて

 第十章  空想的人類愛より實際的人類愛

 第十一章 レヴュ―の精神分析

 第十二章 家族全体を健康にする方法

 第十三章 花嫁学校に於ける講和

家庭教育篇 家庭と教育の基礎
 第一章  愛兒の能力と夫婦陰陽の調和
 第二章  拝み合ひの生活
 第三章  無痛分娩の方法と心掛
 第四章  蝦兒を無痛分娩した話
 第五章  胎兒及胎兒以前よりの教養
 第六章  配偶の觀相學的選び方
 第七章  そのまゝ素直に有りがたい
 第八章  或る結婚式場での話
 第九章  愛兒の健康への近道
家庭教育篇 家庭と教育の基礎
 第一章 愛兒の能力と夫婦陰陽の調和
 第二章 拝み合ひの生活
 第三章 無痛分娩の方法と心掛
 第四章 蝦児を無痛分娩した話
 第五章 胎兒及胎兒以前よりの教養
 第六章 配偶の觀相学的選び方
 第七章 そのまゝ素直に有りがたい
 第八章 或る結婚式場での話
 第九章 愛兒の健康への近道
佛教篇 いのちの解脱
 第一章 『いのち』の自由
 第二章 釋迦の成道
 第三章 久遠流るゝいのち
 第四章 維摩經及涅槃經に現はれたる『肉體無』
 第五章 宗教と科學に就て
 第六章 即身成仏の眞理

 第七章 寂光を更に超えて

 第八章  勝蓮華世界の蓮華王座

この削除済は

第八章 勝蓮華世界の蓮華王座の章の四「大生長の家」に就いての神示か、五 久遠日本の發見

の項目に切り取った跡がある。

つまり、『生命の實相』信の巻の目次は

事変版ビロ-ド表紙版・人造羊皮版

信の巻

佛教篇 いのちの解脱
 第一章 『いのち』の自由
 第二章 釋迦の成道
 第三章 久遠流るゝいのち
 第四章 維摩経及涅槃経に現れたる『肉體無』
 第五章 宗教と科學の不敬性
 第六章 生長の家と醫療問題

 第七章 寂光を更に超えて

 第八章  勝蓮華世界の蓮華王座

基教篇   新約聖書の示す眞理

第一章 山上の垂訓の示す眞理

第二章 白馬に跨れる神の王

第三章 日本國體と旧約聖書との問題

神道篇   日本國の世界的使命

第一章 古事記講義

第二章 皇軍の倫理

第三章 世界秩序の崩壊と再建

第四章 戦勝祈願の倫理

第五章 理念のための戰争

第六章 余の國家主義

幸福生活篇 幸福生活への根本眞理
 第一章  幸福の扉の開き方
 第二章  ありのままの生活
 第三章  無礙の大道
 第四章  廻心の原理
 第五章  腹の立たなくなる法


ここで菊判装の第九巻と信の巻の共通項目は佛教篇「いのちの解脱」です。

この中の佛教篇の第八章  勝蓮華世界の蓮華王座の部分が削除対象となったのである。

つまり、③ 『生命の實相』信の巻は

蓮華王座の章の四「大生長の家」に就いての神示か、五 久遠日本の發見が発禁の対象となった。


 

パソコンが潰れた


前回に書いたブログの翌日にパソコンが動かなくなってしまった。

ハ-ドディスクが壊れてしまった。
その為、この二週間どうすることも出来ない。今まで書いていたものは復帰は出来そうにもない。

一番残念なことは、メ-ルです。アドレスも住所の記載も失くしてしまったことである。

だから、メ-ルを頂かなければ送信も出来ない。

私のメ-ルは

tecnopla@silver.ocn.ne.jp

もし、よかったらメ-ルを下さい。

宜しくお願いします。

それと、写真デ-タもありません。再度やり直しをします。

バックアップの必要性を感じてはいるが、長く使っていると忘れてしまう。

ただ、『谷口雅春先生著作一覧表』はUSBメモリで保存していましたので、約90%は保存していました。

ただ、この間は昔のノ-トパソコンで動かしていました。

再度チャレンジの気持ちでスタ-トします。

宜しくお願いいたします。



近況報告

 

最近はどの掲示板に於いてもコピ-ペイストが多い。

 

コピ-ペイストはいいのだがそれだけではどうであるかということです。自分の主張というのがどうなのかということです。

例えば、アメリカ大統領はトランプ氏になったがそれに対しての評論はいいのだが、自分の主張を何等かの形でもいいから云って欲しい。

 

 

とりわけ、何度も昔のことを貼り付けしたりしている人もいるが、殆どその人に意見はない。

その点、トキ氏は自らの言葉で語っている。だからこそ、意見は多少違いがあるが賛同することも多くなる。

 

下記の意見も何度かトキ氏が記入しているが、それでも自ずから記入している点では高評価です。

 

【生長の家 「今の教え」と「本流復活」を考える/4

 

3225 :トキ:2016/11/12() 16:49:31 ID:93IHaysI 代表者会議が18日に開催されます。すでに本部方針案が教区に提示されていますが、

その内容はほぼ変化がないもので、講習会の体制の変化ぐらいでしょう。

 

 普段から、本部の事務体制はかなり能率が低下しており、まともな組織活動が展開で

きる状態ではなくなっています。畑仕事のほうに忙しいのでしょう。

 

 最近の総裁の言動を見ていると、教区の信徒には、

 

 「総裁は、生長の家の将来や信徒の幸福など全く関心がない。自分が在任中だけ組織

がもてば、その後は、どうなっても構わないと考えているとしか思えない。」

 

という声が出てくるようになりました。となると、信徒の側もドライな目で総裁を見る

ようになってきました

 

 私見では、谷口雅宣先生が総裁在任終了の時に、組織が存在しているか、どうかは疑問

に考えております。】

 

 

私は最近の状況は生長の家の昔の資料ばかりを書き込みしたりしていますので、なかなか掲示板に書き込みも出来ていません。久しぶりに「戦前の禁書」について書き込みしましたが、こうした論文は生長の家に於いて全くありません。誰も生長の家で禁書があったことも知らないでいます。また知っていても、どの書が「発禁」になったのかまで深い所まで知りません。

そういう私もどの書が発禁になったのかを深くまで知りませんでした。

 

『生命の實相』の6巻などは知っていました。また『生命の實相』の信の巻が発禁の対象となっていることも知っていましたが、具体的な文言までは資料の掲載など知らないでいます。

 

そうしたことを調査して発表する人が今も昔も誰も現れません。本来は生長の家温故資料館の職員に行って欲しいものですが、期待しても無駄に思えます。

 

今回、国会図書館における資料の開示はより具体的な提示をしてくれたように思います。

「安寧ノ部」「風俗ノ部」として分けられていましたが、その詳細まで記載されていることは国会図書館館員の努力の賜物であると思います。

 

さて、その内容を前のブログで記入しましたので詳細までは記入しませんが要点として

戦前における「生長の家」の著書で禁書となったのが

  1.  百事如意

  2.  生命の實相 第二巻 黒布表紙版

  3.  生命の實相 信の巻 

  4.  生命の實相 第六巻 菊判

と記入しましたが、『百事如意』は何が発禁となったかを記入しまました。
残りの『生命の實相』は近々発表します。

 

歴史というのは風化するものである。ましてや焚書や絶版などすると数年で忘れ去られます。

 

昨日、NHKの番組で「プラタモ」で現在の大阪城が江戸時代の中期には豊臣秀吉に於いて建立されたものだと庶民は信じていたことを言われていましたが、生長の家の歴史でもそうなんです。現総裁の雅宣氏が戦前の生長の家や戦後の生長の家の悪口を言おうと、彼は生長の家の歴史を知らないのです。私のような素人に以前のブログで失礼ながら、完膚なきまでに叩きのめしたことがありますが、本当にそれほど知らないのであります。その人物が生長の家の“谷口雅春先生が悪い”とか言っているのですから、恥ずかしいです。

 

それでは、その歴史とは何かですが、私のような異端児のような人物ではある一面だけではなく多面で考えるようにしますから、何がどうなるかを調査したりしますので、伝聞や風説などで語るようなことはしません。

 

きっちりと調査したりして発言するようにしています。また、ある人物だけで物事を捉えるようなことはしないようにしています。

今回の調査で益々『谷口雅春先生著作一覧表』が遅れが気になっています。これから図書館に行きます

戦前の「発禁図書」と生長の家-3

それではその「安寧ノ部」のなかから、生長の家が発禁の対象とされた本が下記にあります。
簡単に纏めたのですがこの表だけでブログのカテゴリを超えてしまいますので、すみませんが下記の内容にて見てください。
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_10205753_po_77%2811%29nanae2.pdf?contentNo=1&alternativeNo=



 結論

戦前における「生長の家」の著書で禁書となったのが

  1.  百事如意

  2.  生命の實相 第二巻 黒布表紙版

  3.  生命の實相 信の巻 

  4.  生命の實相 第六巻 菊判

     

ただ禁書といえども、古書をお持ちの人はわかると思いますが、検閲の済んだ本は削除済というスタンプが押され、その頁を削除している。

その本自体を焚書にするような事はしなかったのは禁案番号なしとしている戦前の禁書であります。生長の家の御本は多くはそうした被害を免れているのですが、やはり厳しいものがあります。

 百事如意

上記に記入した『百事如意』ですが、『百時如意』と記されているだけで、どの書物か判断は難しい部分があるのですが、判の大きさが記載されているのと発行禁止の年月日が記載されているので、

昭和11421日発行の『百事如意』であることがわかります。

 

それではこの著書のどこが発禁処分となっているのかを探ってみます。

 偶然にも警保局のハンコは押されてはいないのですが、二冊所有の片方には「無限供給の神示」が無残にも切り取られているのです。

 

「無限供給の神示」昭和755日神示

ただ、その当時に既に発行されていて「無限供給の神示」が記載された『生命の實相』にはその難を逃れたものも多くあります。

昭和11421日発行の『百事如意』

     

上図は「無限供給の神示」が記載  上図は目次に記載されているが鋏で切り取られている

 

昭和15220日発行の『百事如意』であるがこれには「無限供給の神示が

記載されていたのだが、下図のように剥ぎ取られています。

(印刷した後に気がついて剥がしたか、その部分を省いて印刷したのでは

ないかと思います)

 

昭和13728日発行の『百事如意』

ここでは「無限供給の神示」が省かれています。


 

戦前の「発禁図書」と生長の家-2

また、更に詳しい内容が国会図書館発行した平成28年『参考書誌研究』第73号(平成283月)に詳しい。

 

1.「禁安」「禁風」について

本稿は、『参考書誌研究』第73号に掲載した「受入後に発禁となり閲覧制限された図書に関する調査―戦前の出版法制下の旧帝国図書館における例―」の続編である。

国立国会図書館の前身である帝国図書館では、戦前言論弾圧の法的根拠となった出版法の下、内務省により「安寧秩序紊乱」若しくは「風俗壊乱」に当たるとされて発売頒布禁止、部分削除又は次版改訂などの処分を受けた、いわゆる「発禁本(発禁図書)」を閲覧禁止本として所蔵していた。

このうち前稿では、一旦は利用に供されたものの、その後発売頒布禁止となり、所蔵資料でありながら閲覧を制限された図書「禁凾」について取り上げた。

本稿では「禁安」、「禁風」と呼ばれる排架記号を持つ資料群を扱う。

 

帝国図書館が所蔵していた発売頒布禁止された図書の概要については前稿で解説したため省略するが、「禁安」は安寧秩序紊乱との理由で、「禁風」は風俗壊乱との理由で、大正12年以降に処分を受けた図書のうち、帝国図書館が内務省から受入れたとされる。参考文献⑤の著者の岡田によれば「大正震災の折、内務省書庫が焼失して発禁本を失ったため、当局が不穏な世情の思想調査に困惑した事例を理由に、発禁本といえども1 部は上野図書館に交付して厳重に保管せしめ、万一の際の用に供すべきことを説明して同省の了解を得た。爾来上野へ交付後のものはもとより、交付以前に行政処分を受けたものについても正式に上野図書館に交付されることになった。」 

 

とあり、当時の帝国図書館長から内務省警保局長宛の文書やその返信も残さ。また、現在確認できる資料の多くには、内務省の函号や禁止年月日の書き込みがなされている他、警視庁の印や、まれには「正本」の書き込みがあるものもある。

この資料群については、書名や禁止年月日等を手書きした帝国図書館時代の事務用目録が残されている。この目録に部編名「安寧ノ部」、「風俗ノ部」以外のタイトル等はないが、参考文献① に『発禁図書函号目録』とあるため、以下このタイトルを使用する。それによれば、帝国図書館は、受け入れた発禁本を以下のように整理した。

表1.「禁安」「禁風」の内訳

部編名

受領年月日

函号

番号

件数

 

   

安寧ノ部

 

 

 

 

 

 

昭和12.6.17

禁安1

1 197

197

 

昭和12.6.22

禁安1

198310

113

 

昭和12.7.15

禁安1

311586

276

 

昭和12.7.17

禁安1

587778

192

 

昭和14.8.16

禁安1

779780

2

 

昭和14.8.16

禁安4

781831

51

 

昭和15.8.20

禁安5

832955

124

 

昭和17.7.30

禁安7

9561080

125

 

風俗ノ部

 

 

 

昭和12.9.15

禁風1

1 302

302

 

昭和14.8.16

禁風4

303326

24

 

昭和15.8.20

禁風5

327337

11

 

昭和17.7.30

禁風7

338 359

22

 

 

 

戦前の「発禁図書」と生長の家-1

戦前の「発禁図書」と生長の家

 

生長の家に於ける発禁処分等に関しては未だ発表がなされていない部分があり、戦後に関しては私が以前にその詳細を発表しましたのが最初だと思っています。それが下記の文章です。

 

【「生長の家」は占領後の焚書(検閲)に対して占領軍にどのような対策をしたのであるかは『生長の家30年史』に詳しい。P155に山口悌治先生のお言葉に

 

「谷口先生の著書のリストをGHQに提出することになったが、危険と思われるものは、資料焼失として省いて提出したんですが、向こうは実に精密に調べてあって閉口しました。それでもGHQの中にも好意的な人もいて、旧版『生命の實相』の第十六巻(『日本国の世界的使命』が収録)は不問にして『慨世血の書』とかその他の単行本のみを発禁にして、全集の刊行は許可になったんです。そこで戦後版の全集は第十六巻を「戯曲篇」に変更されたんですよ。やはり占領期間中は低い姿勢でいく以外やむを得ない面が多分にあったんです。」

 

 

しかし、実際の没収された本と上記の文章には違いがあります。

その内容を『GHQに没収された本 総目録』占領研究会/編著 サワズ出版 (20059)から抜粋いたします。

 

焚書本

1.『生命の實相』第16巻(p207記載)P419   S16.10.25

2.『天皇絶対論とその影響』      P374   S16.3.20

3.『人間死んでも死なぬ』       P372   S15.11.20

4.『驀進日本の心と力』        P331   S13.11.22

5.『無門關の日本的解釈』       P390   S15.10.20

    全て光明思想普及会出版です。

さて次に『GHQの没収を免れた本 図書目録』占領研究会/編著 サワズ出版 (20075)にはどのような雅春先生の御著書があるのであろうか。

 

1.『百事如意』 P287                    S14.3.07    光明思想普及会

2.『光明の思想』P429                    S10.9.21     生命の藝術社

3.『光明叢書』(全11冊)                 S8.12.8      光明思想普及会

4.『人間死んでも死なぬ』(続)P429      S14.4.16         光明思想普及会

5.月刊『いのち』 S13.1S13.8宇都宮希洋 他       光明思想普及会

6. ユダヤ問題論集(1.2)(辻村楠造・国際政経学会出版)

  1.戦時對策の根本問題                                 光明思想普及会

7. 2.日本を繞るユダヤ問題                               光明思想普及会

8.  『生命の實相』(全39巻)     S10.5.18      光明思想社

以上の記載であるが6. 7ユダヤ問題論集は谷口雅春先生の御著書とは関係ありません。

上記で『生命の實相』が光明思想社であるかは不明です。

 

当時のお言葉では「発禁」となっています。これは検閲ではありません。明らかに焚書行為なのです。戦前戦中の刊行された書物を出版販売させない。谷口雅春先生の御著書を閉ざしてしまう行為なのです。このような歴史を通して現在の生長の家はあるのであります。】

 

 

それでは戦前における内務省警保局ではどうであったかであります。

 この文章も以前に私が纏めた「内務省警保局『社会運動の状況』」で記載したのですが再び記載します。

全て記載すると70頁に及びますので、昭和13年度の警保局の発表が生長の家に対する公安の厳しさがあったように思います。その一部を披瀝します。

 

昭和13

2)生長の家

①運動状況

「生長の家」の本年度中に於ける運動状況を概観するに、本教団にありては専ら自派教勢の維持拡充にのみ専念して諸他の公共的、国家的事業運動を顧慮するの遑なきものの如く、銃後後援其の他の時局活動には何等の実績を示す所なかりしに不拘、自教宣伝の為にする諸運動に至りては相当活発且つ積極的に行動する所ありたり。

即ち其の一班を示せば先ず14日以降一週間に亘り本部見眞道場に於いて第16回講習会を開催したるを始めとして、爾来屡々全国各地の講演会、講習会、座談会、研究会等を開催して誌友獲得竝其の結束強化に努め、或は機関紙「光明の音信」1万8千部を全国各小学校に無償頒布(1月下旬)して教職員の獲得を策し、又は全国無医村を目標とする誌友獲得を計画して貴族院議員川村鐡太郎等の推薦状及宣伝用パンフレット「生命の實相」を当該各村長宛」無償頒布(6月下旬)する等のことありたる外、引続き新聞雑誌等に相当誇大の宣伝広告を為して読者誌友の誘引に努むる等相当活発なる運動を試みる所ありたり。

而して這間募財の方面に於いても亦之を閑却することなく、叙上の講習会、講演会の開催に当たりては相当多額の聴講料、入場料を徴し、又特殊の宣伝頒布の外は誌友等に頒布する各種宣伝印刷物も概ね有償販売を原則とする等の方法を執り来れるが、該方法は却って所謂迷蒙誌友等に逆作用して毎回の講習、講演会は予定数を超過し、又各種出版物類は假令宣伝用のものと雖も相当の売行を示しつつある模様なり。

更に地方に於ける誌友等の動静は常に谷口を神格視して其の実験奇跡を吹聴し、或いは高官名士の入信援助を云為して教勢拡大に狂奔しつつある状況にあるが、這間「生長の家」教説を妄信するの結果或いは医療を妨害し、又は人心を誑惑する等の虞ある言説を弄し、更に又教勢を誇称せんとして畏くも皇室皇族の御事に言及する等のことある等注目すべき事象をも見つつある実情なり。

 

②特異の言動調

叙上生長の家の動向を窺知する為、各地誌友等が其の布教活動中に漏露せる要注意言動の主要なるものを摘出し、之を表示すれば概ね左の如く相当留意を要するものあるを見たり。

 

生長の家幹部、誌友等

庁府県

言(行)動者

言(行)動要旨

警視庁

東京市赤坂区檜町四 生長の家本部

14日より1週間に亘り本部見眞道場に於いて、第16回新年講習会(受講料金12円)を開催したるが、従前に比し受講者少なく(258名)之が為地方出席者の期待を裏切るに至らん事を憂慮せる結果特に出席簿を作成して本部全職員(90名)の出席を強要し、以て盛況を偽装する所ありたるが、是等本部員は殆ど谷口の講演を問題とせず毎講習最後に実施せる所謂神想観の開始に当たりては恰も遁走するが如く早退する者続出せり。

奈良

生長の家主宰者

谷口雅春

46

44日奈良市県公会堂に於ける講演会(聴衆約600名)席上「薬は決して病気を癒すものでは無く、唯病人の気休めに過ぎない、生長の家では家族治療と称して病気を癒して居るがそれは病気は不調和より生ずる罪業に起因するものだからである。或る熱心な誌友があり此の人は既に400人以上の病気を治した程の人だが未だ自分等夫婦の調和が円滑でなかったため、到頭大切な子供が惹きつけて一時息を引取って了った事があるが、私は私の書いた「生命の實相」で治して上げた事がある・・・・」と講演せり。

富山

高岡誌友相愛会会員 高田外三

5月下旬所轄署員に対し「今度の戦争(支那事変)は、日本の人口過剰に因って生ずる諸問題を解決する為、其の活路を大陸に求めたものであるが同色人種然も隣邦支那と事を構へるのは良い事ではない・・・・・」云々の言辞を洩らす。

岡山

生長の家講師

金子三十里

63日夜岡山県下に於ける講演会(聴衆約200名)に於いて「・・・

岡山のフセさんは 皇太后陛下に単独拝閲を賜った際、生長の家の真理を申し上げられ、尚女官長や女官の方に迄生長の家の事を申上げて置かれたそうであるから、何れは 皇后陛下 進んで 天皇陛下の上聞に達することと拝察せらる」と講演す。

鳥取

 

生長の家鳥取支部長 北村栄一

913日に所轄署員に対し「天皇陛下は宇宙の絶対神であらせられるが、我々は此の宇宙絶対神を信仰の対象としている・・・・

生長の家谷口雅春は宇宙絶対神よりの神示を霊感され書物を書き講演をされるのであって、その霊感に依って書かれた経典『甘露の法雨』は人生を一切の不幸から隔離するものである。

『甘露の法雨』を所持して出征した者で戦死したものは全国で一人も無いし負傷したものはあるが、之は神の思召に依り一時休養を命ぜられたもので、直ぐ癒るのである。此の事は一見不思議に見えるが、生長の家本部から『甘露の法雨』所持者に対しては絶えず或る種の思念が送られているからである。我々は出征者のある時は『喜んで死んで忠魂となれ」とは云わない、常に『人は神の子であるから生きて還れ』と激励している」との言辞を洩らす。

高知

 

 

 

 

 

 

生長の家本部工場部次長

有留弘泰

 

 

 

 

51日夜土佐高等女学校に於ける講演会(聴衆約270名)席上「・・・・我国に於いては天照大神を天祖、天皇陛下を天主、歴代皇孫を天孫と称し奉って居る、之を唯物的に考えると別々の如くでであるが精神的に考えると一である。天皇陛下は現人神であられ身長が5尺幾寸かで、体重は十何貫匁かの御体と拝しているが、本当の現人神様は宇宙の神様であり吾等を慈しまれている」旨の講演をなす。

宮崎

光明思想普及会取締役

巽 忠蔵

112日夜宮崎市に於ける講演会(聴衆約150名)に於いて「勝たずば生きて還らじと」と云う軍歌があり今や多くの兵士が死んで来ますと云って出征して居るが之は間違って居る「自分は『必勝生還』と言う事が本当であると思う」と講演す。

 

 

ただ、それならば谷口雅春先生の御著書に戦前では如何なる処分があったのであるかであります。

それは国会図書館に於ける来歴でしか正式にはわからない部分もあり、私の所有する本から推察するとここで掲載したそれ以上の数字を凌駕する発禁された本があるのではないかと思っています。それではまずは昭和55年に発行された『国立国会図書館所蔵 発禁図書目録―1945年以前―』からみてみますと

そのはしがきには当時の、収集整理部長の林修氏が次のように述べている。

 

 この目録は、昭和51年以来数次にわたって、米国議会図書館から返還されてきた接収発禁図書と、当館が受けついでいる帝国図書館旧蔵のものとを合せて、当館が現在所蔵している発禁図書2,186点の全容を明らかにするとともに、その閲読利用の便をはかるために編さんしたものである。

 これらの図書は、いずれも特殊な来歴を背負っているので、その経緯等をここに書きとどめておきたい。

 このたび返還完了をみた発禁図書は、米軍が日本占領直後に旧内務省から接収し、その後、米国議会図書館に保管されていたものである。その返還を求める声は昭和46年〔一九七一〕ごろから本格化し、国会の場でもこれがとりあげられ、やがて日米両国政府間の外交交渉が始められた。当館は折衝の基礎的資料として、当面返還を求める図書のリストを作成し、これを外務省に提出した。その後いくたの曲折を経たが、最大の難関は、わが国が講和条約〔サンフランシスコ平和条約〕によってかかる物件の返還請求権を放棄していること、加えて、すでに米国議会図書館の蔵書に正式に編入されていたことであった。従って、返還されるにせよ、それは図書ではなくマイクロフィルムによる公算が当初は大であった。しかし最終的には、原本の返還が実現をみるに至った。これは、米国議会図書館の格別の好意に負うところが大きい。返還は昭和51年〔一九七六〕7月から6回にわたって行われ、昭和53年12月に完了した。総数1,062点を数える。

 一方、国立国会図書館支部上野図書館の前身である帝国図書館も、発禁図書の一部を所蔵していた。戦前は、旧出版法(明治26・4)にもとづき、出版物は出版の三日前までに、内務省に二部提出することを義務づけられ、検閲の結果、発売頒布の禁止処分に付された図書は、内務省が保管してきた。しかし昭和12年〔一九三七〕に至って、発禁図書の分散管理を目的として、その副本を帝国図書館が保管することとなり、内務省は従前保管してきた発禁図書の副本を移管し、以降も移管が続けられて敗戦を迎えた。帝国図書館が移管をうけたものを、内務省警保局が刊行した「禁止単行本目録」や「出版警察報」と照合してみると、相当数の欠落を見出すことができる。なお、内務省保管書庫は関東大震災〔一九二三年九月〕により焼失したので、当館が現在所蔵する発禁図書はすべて大正12年〔一九二三〕秋以降発禁処分を受けた図書である。

 かつての出版検閲の苛烈〈カレツ〉さは、出版・言論の自由を亨受している当代の想像をはるかに超えるものであった。戦後、発禁図書に関する調査研究もすすみ、多くの書誌類も刊行されているが、発禁図書そのものを図書館という公共の場において自由に閲覧できることの意義を改めてかみしめてみたい。この目録が、出版物の検閲に関心をよせられる人々に少しでも役立つことを希う〈ネガウ〉ものである。

 

 総数が、二一八六点で、うち米国議会図書館から返却されたものが一〇六二点ということは、残りの一一二四点が、一九三七年(昭和一二)以降、帝国図書館に移管されてきた「副本」ということになるのであろうが、即断は控えなければならない。

 今日、国会図書館が所蔵している「発禁本」の来歴は、この短い文章では、とても語り切れないものがあったはずである。このあたりの経緯を、詳しく紹介している文章があれば(一冊の本になりそうな気がする)、ぜひ読んでみたいものである。

 ところで、この発禁本目録には、一昨日および昨日のコラムで紹介した信濃憂人訳編『支那人の見た日本人』(一九三七)も載っている。目録には、「安 昭12.11.23」とあるので、処分理由は、「安寧秩序妨害」であったことがわかる。

 

 

 

 

安寧秩序妨害

 

この「安寧秩序妨害」というのは「社会運動の状況」での警保局からの説明では

 

教説を妄信するの結果或いは医療を妨害し、又は人心を誑惑する等の虞ある言説を弄し、更に又教勢を誇称せんとして畏くも皇室皇族の御事に言及する等のことある等注目すべき事象をも見つつある実情なり。

 

やはり教説の妄信というのは「病気は無い」などというのは医療妨害にあたるということである。

  1. 医療妨害的布教活動

  2. 風俗壊乱的布教言動

  3. 人心誑惑言説



    また、昭和14年度の「社会運動の状況」には

    【『生命の實相』第二巻(昭和14625日発行)(菊装版)は内容中に医療妨害、人心惑乱等 安寧を妨害するものありたる為、718日削除処分せられたり。(社会運動の状況昭和14年度版 より抜粋)内務省警保局】

     

    こうしたことが「国民の安寧を妨害している」という根拠をして処罰の対象としたのが内務省警保局である。

     


 

【幸福のかぎ】

【幸福のかぎ】

君、常に笑ひ得るや、

如何なる時にも笑ひ得るや、

悲嘆の時、

病ひの時、

失敗の時、

莞爾として笑ひ得る道茲にあり。

笑ひこそ暗雲低迷の危機を一掃する光明の嵐なるを知れりや。

我が生長の家は

陽氣滿つる道を與ふ。

如何なる難関に處しても

拈華微笑の道を救ふ。

家族は光明に滿ちて

卽座に天國招來の道を傳ふ。

哄笑の道、

常住微笑の道、

陽春忽ち到る道、

極楽の道、これ

”生命の實相”讀語の功讀。

「生長の家」はその秘密を救ふ。

光明のみ實在だ。

暗黒は假の夢だ。

健康のみ實在、

病ひは本來非實在だ。

今その眞理を教ふる

新らしい生命の太陽は昇った!

この太陽こそ

”生命の實相”だ。

「生長の家」だ

ここに笑ひ滿つる誕生の朝がある。

徳川夢声との対談

『週刊朝日』における谷口雅春先生と徳川夢声

昭和30828日号

徳川夢声連載対談

問答無用【第二百二十八回】

 

徳川夢声の声

同じ教祖と申しても、いろいろで、私なども時々キョ-ソ呼ばわりを受けるが私の場合は単にファンを有するというぐらいの意味であろう。つまりファンというコトバに信者というコトバを通わせているのだ。

 そこへいくと谷口さんは正しく純正教祖であって御当人はラッパであると謙遜していられるが、どうしてラッパどころか、立派な霊波放送局である。しかもスポンサ-は宇宙の神様らしいから大したもの。

 例に如く、初対面で話してる中に、オヤこの人はだれかに似ていると思った。クイズが解けて答は長谷川伸氏と出た。もちろんずっと若い感じだが、そういえば長谷川さんも大分、長谷川教の教祖という趣きがないではない。この顔は教祖相なのかもしれない。

 「生命の実相」その他、谷口さんの書かれるものは私は愛読し、大いに得るところがあった。入信、不入信は別として、一読の価値ありと江湖に推薦いたします。

P1180295

いつか迎えに来てくれる日まで

http://blog.livedoor.jp/youchan1201/

これを読んでいると男の悲哀を感じる。

善悪では判断したくはないが、何か暗く感じてならない。

でもこのブログは人気がある。

結婚相談所などで聞くと

男の方がメソメソして、いつまでも亡き妻を抱きながら

情感込めて嗚咽する人がいるという。

その点女性はその時はショックでも時間が経てば

元氣に過ごしている。

数日前に死別した既婚女性と話をしたが、今年の6月

に夫が他界している。

仲のいい夫婦であったと本人が言っていた。

だが、そうした女性が結婚相談所のパ-ティに明るく参加している。

やはり、どう考えても男性の方がねちっこく。いつまでも愛した妻を

忘れない。

私もその一人かもしれない。

進捗は亀の歩み

 この『谷口雅春著作一覧表』を今年の7月から本格的に上梓を決意し、取り敢えず初版というべきものを発行した。

部数も少なく、私も出版する前から次の増補版を考えていた。

その7月の本格的な稼働から、なんとか第一弾は出版出来たが、やはり増補版になると苦しみ踠きながら、こうすればいい書物ができるのではないかと模索してパソコンの前で悪戦苦闘している。

折角なので、誰が見ても凄い書物であることがいえるようなものにしていきたい。7月、8月は多くは資料蒐集に費やした。9月~10月はパソコンの前に座りながら行っている。

9月からの仕事で二重生活であるが体力が続く限りは行いたい。とはいっても11月末には発行したいと考えている。

 

ここで7月から本格的と言ったが、それ以前の費やした年月というのは莫大な時間である。こういうのは一長一短では出来ない。頁數や判の大きさや函付きなどを記載しているので、国立図書館では函付きまでわからない。

 

 また、雅春先生の著作で感じるのは「偉大な人」であることである。それは文学や歴史や宗教や経済学や医学や食物や霊学やキリスト教や釋迦や凡ゆる宗教書を把握して書かれていることである。

これほどの人物は今後世に出てくることはないだろう。それは読めば読むほどそう感じるからである。今の生長の家は雅春先生は間違っていたと教えられているが、そういう言葉を発言した人間は如何に安易な考えであること、自ら白状しているにすぎない。

また谷口雅春先生の眞の教えが解らないからであろう。また歴史を全く知らない無知としか言いようのない人間であろう。

少しは雅春先生の御著書を読むがいい。腹に入り込むまで読むがいい。私は現在出来る限りの「生長の家」の果たした役割というのを考えたい。

あと一ヶ月、なんとか遅い脚を動かしていきたい。

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