則天去私

「谷口雅春」先生の生涯も綴っていきます。

2016年02月

讀んで戴ければ幸甚です。

どうして確認できないことを書くのか。

3077トキ ◆UMw6UoGELo:2016/02/29(月) 10:38:20 ID:KN7NNZxE

>>3050 :神の子さん:2016/02/26(金) 15:07:03 ID:5/x0W7nI
>>もはや、「自称・本流派」の皆様は、狂気の沙汰・・・・

http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=daityouwa&mode=res&log=4717

>>総本山で自転車をこいで、何が悪いのか、という話だ。

>>豊臣秀吉だって、仁徳天皇陵の上でお祭り騒ぎをしたというのに。

 そんなことをするから、豊臣家は滅亡したのです。全然、反論になって
いないと思います。

 再三、申し上げますが、今回のヒルクライムは暴挙だと思います。
教団指導部に良識ある対応を望まれた谷口貴康先生のご文章は当然だと思います。

しかし、抗議も過激になってはいけないと思います。

 すでに、今回のヒルクライムの警備が厳重になった、という情報も
入っていますし、現時点では、総裁はヒルクライムに参加される予定
はない、という話も聞いています。

 ヒルクライムに反対する方々にも、良識ある対応を望みます。

合掌 ありがとうございます


喩えが間違っている。仁徳天皇陵の上でお祭り騒ぎは豊臣秀吉はしていない。
それを信じて

そんなことをするから、豊臣家は滅亡したのです。全然、反論になって
いないと思います。


トキさんも間違っている。
仁徳天皇陵で猟をしたと記入されているが、それも私は疑問を感じている。
それは猟が出来る様な地形ではないからです。

一度、仁徳天皇陵の地形を考えて見ればいいと思う。馬を走らせるような平面はない。

徳川家康も公家や天皇を利用しようと考えたから「禁中並び公家諸法度」なんです。
しかし當時の朝廷や公家の乱脈は酷かったのも事実です。
歴史というのは當時の状況をきっちりと分析しなければ語ってはいけません。

喩えが間違いの文章は嫌な思いしか残らない

あとは只 邁進   (586)
日時:2016年02月28日 (日) 15時15分
名前:中仙堂

「世界平和祈願奥津城登頂ヒルクライム」も
教団本部会館を破壊した事も

結局 墓穴を掘ったという事です。

雅春先生のお弟子は 盲目の 羊の群れでは有りません。

愛国の使徒 鮮烈な宗教心を 
日々磨きぬいて居られる方も多いのです。

祖師雅春先生の 篤き想いは

弟子の一人一人に
受け継がれています。

もう、大阪城の外堀も 内堀も自ら埋め尽くしてしまいました。

あとは只 邁進 
こういう喩えはどうなのか?

大阪城は外堀を埋めるということで和睦に応じたのであり、しかし徳川軍はそこにも介入してきた、自ら埋め尽くしたというのは間違いで内堀は徳川軍により騙されて埋められたのである。

その後に続いて何故、あとは只 邁進なのか?

私は大阪人としても日本人としても侮辱として受け取られても仕方がない、イヤミのような表現は嫌いである。しかも事実と異なっている。
どうしてこういう表現をするのか?

ある方の言葉を抜粋します。

城郭は、城主の御殿や、天守のある、本丸という囲い、それ取り巻く二の丸という囲い、さらにそれを取り巻く三の丸という囲いで出来ていますが、豊臣大坂城は、さらに三の丸を取り巻く、惣構えという防壁・堀、言わば四の丸が構築されていましたので、超巨大な城域となっていました。

大坂冬の陣では、徳川方20万が、豊臣大坂城を、1か月以上、包囲したものの、手も足も出ませんでした。

そのため、講和に持ち込んだ徳川は、豊臣をペテンにかけ、惣構えはおろか、三の丸も二の丸も、武家屋敷も、ありとあらゆる施設・構造物を取り壊し、その解体資材で、すべての堀を埋め尽くして、本丸だけの丸裸にしていまいました。

そして再攻にかかり、わずか3日程度で陥落させます(夏の陣)。

この流れは、豊臣大坂城が、どれほど巨大で堅固だったかを証明しています。

豊臣家を滅亡させた徳川幕府は、豊臣びいきの大坂の民衆に、豊臣に代わる徳川の威信を見せ付けるため、徳川大坂城を創建しました。

徳川は、焼亡した豊臣大坂城の残骸を埋め込み、盛り土して高台を作り、その高台の上に天守を建てましたので、外見上、天守のみは、徳川大坂城の方が高く見えたのです。

ところが、徳川大坂城の城郭全体の規模は、豊臣大坂城の城郭全体の、「四分の一の規模」でしかありませんでした。つまり、天守のみが、異様に大きかったのでした。

今見えるのは、豊臣・徳川合成の模造天守と、徳川大坂城のごく一部です。しかも、豊臣大坂城の主要部分は、現大坂城の数メートルから10メートル地下に埋まっていますし、都市化した周辺の地下にも埋まっているのです。


誰も反論しないので

3049神の子さん:2016/02/26(金) 14:53:11 ID:5/x0W7nI
神域だから、自転車の運転はしてはいけない・・・・

これって、ちょっと、一般人には理解しがたい話だと思いますよ??

教条主義的にならず、冷静に議論してください。

3050神の子さん:2016/02/26(金) 15:07:03 ID:5/x0W7nI
もはや、「自称・本流派」の皆様は、狂気の沙汰・・・・

http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=daityouwa&mode=res&log=4717

総本山で自転車をこいで、何が悪いのか、という話だ。

豊臣秀吉だって、仁徳天皇陵の上でお祭り騒ぎをしたというのに。


さて、上記の文章でおかしいのは何点かありますが、間違いから最初にいますと。

今回のヒルクライムの件ですが、こういうことを宗教的に大切な奥津域をゴ-ルにして競技するのは日本人の感覚として違和感があるのです。
宗教における神道のあり方を勉強すれば少しはわかると思います。
また神社などで祭りなど行うのは護国豊穣や国威発揚や様々な意味があります。その地域をより豊かになって欲しいということで、神様に奉仕するのが根本の意味です。
しかし、今回の生長の家のヒルクライムは単に自転車に乗りたいだけのように思います。こういうのは祭りではない。
「政」はまつりのことです。
日本では「ハレ」「ケ」という文化があります。祭りは非日常であり、晴れの日にこそ「祭り」を行ったのであります。
日本三大祭りの「祇園祭」は「ハレ」の一大イベントなのです。

また、「自転車をこいで悪いのか」というと、悪いのです。自転車を漕ぐような場所はいくらでもあります。そこですればいいのです。
またこのことは教条主義と書いていますが、この事は別に教条主義でもない。言葉を使い間違っている。

豊臣秀吉だってしたんだから、大丈夫など論外です。
しかも秀吉はお祭り騒ぎをしたわけではありません。
秀吉は域内で猟をしたのです。豊臣秀吉はそうした感覚的なものは日本人としては薄いように思います。
桓武天皇の御陵の上に伏見桃山城を築城したのではないかといわれています。

大阪府内には古墳の中に築城されたところもあります。城不動坂古墳などがそうです。
河内大塚山古墳は大正時代まで人が住んでいました。またイタスケ古墳(堺市)は昭和30年頃に古墳内に宅地造成が行われています。住民の反対により中止されました。

古墳の大切さをわからないのは戦後がもっとも深刻です。古市古墳群など約半分の古墳が破壊されています。

だから、やはりそういうモラルの大切さを学ばなければならない。伝統や歴史を守る大切さを勉強していかなければいけない

私は古墳に関しては相当勉強していますので、いくらでも反論できます。

もう少し勉強されてから反論して下さい。そして大人になって下さい。

桓武天皇夫人 贈皇太后 旅子 宇波多陵

P1170428
P1170429
P1170430
P1170432
P1170433
P1170434
P1170435
宮内庁管轄の陵墓で桓武天皇夫人という陵墓は二つあります。一つは向日町の高台にあります。
桓武天皇皇后 天之高藤広宗照姫之尊(乙牟漏) 高畠陵と桓武天皇夫人 贈皇太后 旅子 宇波多陵

以前に高畠陵には参拝していたのですが、今回の宇波多陵は初めてです。
さて贈皇太后とはどういうことかといいますと、以前は夫人であったり妃であったのが、死後に尊称として贈皇太后となるのです。藤原旅子ですが大伴親王が淳和天皇となり、贈皇太后となります。

この時期相次ぎ不幸がおとずれます。あの早良親王の祟りとして恐れられます。

その後、皇太子に立てられた安殿親王の発病や、桓武天皇妃藤原旅子藤原乙牟漏坂上又子の病死、桓武天皇・早良親王生母の高野新笠の病死、疫病の流行、洪水などが相次ぎ、それらは早良親王の祟りであるとして幾度か鎮魂の儀式が執り行われた。延暦19年(800年)、崇道天皇と追称され、大和国に移葬された。その場所は奈良市八嶋町の崇道天皇陵に比定されている。またこの近くには親王を祀る社である八嶋神社があり、さらに北に数キロ離れた奈良町にある崇道天皇社御霊神社などでも親王は祭神として祀られている。近辺にも親王を祀る寺社が点在しているほか、京の鬼門に位置する高野村(現:左京区上高野)には、京都で唯一早良親王のみを祭神とする崇道神社がある。

まだ京都の崇道神社には行ったことがないのですが、近くに行ったら是非行ってみたい。

さて、宇波多陵ですが横に竹林があり、見事に整備されている。しかも苔むす階段が見事に景観が保存されています。隣に三ノ宮神社があり行ってみる価値があります。


光仁天皇夫人贈太皇太后 天高知日之子姫尊(新笠) 大枝陵 

P1170418
P1170420
P1170421
P1170422
P1170423
P1170424
P1170425
今迄、近くを通っていたのにも関わらず、なかなか参拝出来なかった陵墓があります。
今回は来週のトレッキングに身体を整えるために、箕面駅から一応嵐山駅まで目指しましたが、途中、銭湯である仁左衛門の湯に入ってきました。ただここまで48km歩いていますので疲労は相当です。ゆっくり浸かって出ました。ここから阪急桂駅まで歩きました。
帰宅途中の阪急電車の車内が一番キツかった。

さて、その陵墓というのは桓武天皇御母御陵である、光仁天皇夫人贈太皇太后 天高知日之子姫尊(新笠) 大枝陵 (あまたかしらすひのこひめのみこと(にいかさ) おおえのみささぎ)です。
このブログで書きました。高野新笠です。

生涯

天智天皇の孫にあたる白壁王の宮人となり、天平5年(733年)に能登女王、天平9年(737年)に山部王(後の桓武天皇)、天平勝宝2年(750年)頃に早良王を生んだ。

白壁王は、天平16年(744年)以後に、聖武天皇の皇女で称徳天皇の異母妹にあたる井上内親王を正妃に迎えた。そして宝亀元年(770年)に称徳天皇が崩御して天武系の皇統が断絶すると、白壁王は62歳にして天皇に擁立され光仁天皇となった。光仁天皇の皇后に井上内親王、皇太子にはその子の他戸親王が立てられたが、これは皇統の継続性と井上内親王の出自から見て順当のことだった。

身分の低い新笠の生んだ皇子たちには、皇位継承の芽はないかに見えた。しかし、宝亀3年(772年)3月に井上皇后は呪詛による大逆を図ったという罪で皇后を廃され、他戸親王も同年5月皇太子を廃されて、翌宝亀4年10月には母子ともに庶人に落とされ大和国の没官の邸に幽閉された。その2年後宝亀6年(775年)4月27日に井上内親王と他戸親王は幽閉先で相次いで死去した。この廃后・廃太子劇は、藤原百川藤原式家による陰謀であったと考えられている。この間の宝亀4年(773年)1月2日に新笠が生んだ山部親王が立太子し、藤原式家から乙牟漏を妃に迎えて、宝亀5年に王子(のちの平城天皇)が生まれている。

新笠は宝亀9年(778年)1月29日、従四位下から従三位となった。この頃までに高野朝臣の氏姓を賜り、夫人となった。しかし、皇太子の母であってもに身分の低さから皇后に立てられることはなかった。また、藤原式家の藤原永手の娘で所生の皇子女のない藤原曹司が、新笠に先んじて同じ従三位・夫人の位にあった。

山部親王が光仁天皇の跡を継いで桓武天皇となると、天応元年(781年)4月15日、新笠は即位とともに皇太夫人と称された。同年4月27日、新笠は正三位に昇叙された。また桓武天皇の皇太子には、同母弟・早良親王が立てられた。しかし早良親王は延暦4年(785年)に藤原種継事件に連座して淡路へ流されることになり、自ら命を絶った。天皇家周辺に陰謀と暗殺が渦巻いた時代だった。

延暦8年に薨去。当時桓武天皇の皇后藤原乙牟漏・夫人藤原旅子らが相次いで没しており、続く天皇生母の死も早良親王の怨霊によるものと噂された。薨去後に皇太后を、さらに延暦25年(806年)には太皇太后を追贈された。墓は京都市西京区沓掛町字伊勢講山の大枝陵(宮内庁管理)。「大枝」は母方の土師氏が下賜された姓にちなむ。かつて身分が低いとされた新笠の諡号「天高知日之姫尊」は、祖とする武寧王の子孫から出て高句麗を建てた「河伯の娘が日精に感じて生まれた王(東明聖王)の子孫」にちなむという。

大枝という名前はこの京都の地名となり、「大枝柿」という名産を作っています。国道9号線沿いにあり、沓掛から東に桂駅付近までこの大枝という地名が残ります。

鳥居とは神域と人間界の結界である。

組織 板

3037トキ ◆UMw6UoGELo:2016/02/25(木) 19:38:27 ID:cQhrx4AY
 一部の本流系統の掲示板では、今回のヒルクライムに対して抗議行動をとるべきだ、という主張が投稿されて
います。

http://bbs6.sekkaku.net/bbs/?id=kaelou&mode=res&log=134

これについて、当惑する投稿もされています。

http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=daityouwa&mode=res&log=4721

 これについて愚見を申し上げると、谷口家の方々ならともかく、一般信徒は、法律上はこれを妨害する権利
はありません。ヒルクライムが実施されるのが宗教法人 生長の家が所有する敷地内ですから、一般の信徒や
元信徒が境内に入って抗議行動をしたら、教団側は警察を呼んで摘まみ出すだけの話となります。最悪の場合
は、住居侵入とか公務執行妨害とかで逮捕される可能性もあります。

 大鳥居の前など、公道での抗議は、法律の許す限りは問題はありませんが、その場合でも、警察に公道の
使用許可を得ておかないと、それはそれで警察から解散命令を出されることになります。

 そもそも、教団本部の発想では、元信徒=部外者だ、ということですから、元信徒がどんなに真摯な姿勢で
抗議をしたとしても、彼らの視点から見たら、合法的な宗教行事を部外者が無法にも妨害をした、という
ことになります。

 その意味では、400円でも毎月払っておくとか、それに加えて、組織会員になっておくと、これはこれで
教団に対して、抗議をする資格はある、ということになります。

 あと、抗議の電話を教化部にするというのも的外れだと感じます。だいたい、教化部でも、内心は、今回の
ヒルクライムには眉を潜めている人が多いと思いますが、いくら教化部の幹部が声をあげても、本部は涼しい
顔でヒルクライムをするでしょう。まあ、発案者は、某教区の教化部長さん(名前は知っていますが、あえて
伏せます)らしいので、その教化部長さんはともかく、他の人には全く的外れの批判ということになってしまいま
す。職員にしたら、自分たちでもどうしようもない抗議をひたすら拝聴するということになり、気の毒ですか
ら、再考してください。


トキさんの冷静な考え、まあ確かにそうであろう。
私は神域という考えが喪失してしまっている現在の風潮を再考せざるをえない。
鳥居というのは人間界と神との結界の箇所を表す。
それではそうした鳥居というのがどういうことを現すのか、そこは犬を連れたりする所ではない。
本来は禁足地であるのが神域の意味であろう。神の国と現し世の國の結界というのが私の意識である。

三輪山を登頂するときには、決して飲料や食物は勿論のことである。それを禁じているのは当たり前である。美和山=三輪山の会員などは神の地であるから土足では失礼ということで、裸足で登頂致します。

神聖性というのを大切にしますので、神社に参拝するときはふざけたりするのは禁物であります。
とりわけ、奥津域というのは信仰者では一番大切な場所であります。
墓場で騒いだりするのは、常識的にはそういう場所でないことは教えられているはずである。

そうした常識は生長の家では通じないのか?

しかし、トキさんはそんな冷静な意見はわかるが、恥ずかしいと思わないのか?どうにもならないことでもなんとか抗議しないのか?自分の教化部長に意見を言わないのか?
職員ならば何らかの抗議をしないのか?
傍観者で本当にいいのか?

生長の家の根本問題は職員にこうした傍観者が多いのが大きな問題であることを皆さんに知っていただきたい。
トキさんなら何らかの行動をすることを期待する。

書論

この『社会運動の状況』という本は年代別で昭和2年からあり昭和17年までとなっています。
全17巻です。昭和46年に復刻版が出版されています。

更に詳しい本を大本で見ましたが出版社がわかりません。

こうしたなかで「生長の家」は発達していきました。そこにいろいろな智慧を出してその荒波を乗り越えてきました。
それは谷口雅春先生が陣頭指揮して困難を困難と思わないで怒濤に進展していきました。こうした状況であっても「天皇信仰」を失わず、反対に更に強い「信仰」が生まれたように思います。

生長の家は今は最大の危機になっています。総裁自身が生長の家を潰そうとしているからである。
雅春先生と全く異なる所論であることを信徒は理解しなければならない。

谷口雅春先生はどのように思われたのか今後掲載していきたい。
また是非とも「社会運動の状況」を読んでいただきたい。


内務省警保局「社会運動の状況」-11

内務省警保局 『社会運動の状況』昭和17P1004P1013

昭和17

4)生長の家の動静

1)概説

生長の家に在りては、本年中も引続き東京本部並びに全国各地に於いて講演会、座談会、講習会を開催し、或いは産報運動に便乗して工場事業場等への進出を企て、或いは中小商工業者の企業整備問題に着目して、此の方面への進出を企画し、或は又出征将兵遺家族・青年団・婦人会等へ積極的に働き掛ける等、極力教勢の維持拡大に狂奔し、又は政府要路、或は知名士多数の入信を吹聴宣伝し、或は軍部より特別の支援あるかの如き言動を流布する等極めて悪質狡猾なる布教手段を用い、這間関係幹部等は不敬或は、極端なる医療妨害、風俗壊乱、人心誑惑等の言動に出で警察当局の取締を受けたる者尠からず、特に本年9月中「生長の家」盲信者たる、佐世保市長が「生長の家」の邪教なることを云為したる教員の異動に介入して、不穏策動を為せる事件あり、関係者等の動向に付いては厳重注意警戒を要するものありたるが、本年末現在に於ける教勢別記一覧表の如くなり。

 

2)不敬容疑言動

1

生長の家本部にありては112日より18日迄大分県下各地に於いて講習会・講演会を開催せるが、116日別府市松屋旅館に於ける座談会の席上、誌友藤川スミ(50)は、体験談発表に際し「私は子供に対してお前達は飛行機乗りになろうと、大臣になろうと一生懸命勉強して天皇陛下に尽くして下さい、お母さんは如何勉強して偉くなっても皇后陛下になれないのだからと言っている。」云々の言辞を弄したるを以って、当時臨席していた警察官にに於いて、直ちにその発言を中止せしめ、引続き本名を調べた処、不用意の発言と判明した為、大分県警察当局に於いて厳戒に止めたり。

 

(2)

1116日高松市四番町国民学校に於いて開催の「生長の家」光明思想講演会に於いて近畿教化部長栗原保介は「世の中は思う通りになる、私の家内は何と見ても神の子と見えなかったが、風呂へ一緒に入り背を流し髪を洗ってやると神の子に見えて来ました。

昔癩病が血膿を出して居たので、光明皇后が之を吸ってやりました処が、癩患者が仏に見えて光を放ったとのことです。何でも誠で見ればこれです」云々と放言せり。

3

1123日生長の家本部講師横張晴夫は茨城県真壁郡大宝村千勝神社に於ける講習会に於いて「天照大神が天孫瓊瓊杵尊に御神鏡を賜り此の鏡を見るが如くせよとの御神勅が下されたが、之は瓊瓊杵尊お一人に下されたものでなく、我々人間全部に下されたものだ。我々が鏡を見ると其処に映るのは個々の自分だがそれは天照大神の姿である。天照大神も神、我も亦神の子であるからだ。生長の家の信者は鏡を持っている。此の鏡を見る度毎に自分の姿、神の姿、天照大神を見るのだと思う」との言辞を弄せり。

 

3)医療妨害言動

1

生長の家大阪教化部長村瀬一郎は115日富山市桃井町誌友串田竹造方に於ける講演会席上「生命の實相」を読むことに依り病気も癒えり、不幸を生ずることは無い」「谷口雅春の著書は真理を説けるものにして一般に広く宣伝すべきものであるが、政府当局が抑えて発行させない」云々と医療妨害の惧れある教説及政府攻撃的造言を為したるを以て富山当局にありては厳重警告を為せり。

 

2

317日横浜市中区本町所在開港記念横浜会館に於いて谷口雅春は次の如き講演為せり。「母が心配するとその念波の作用に依って子供の病気を左右する。だから近親者は病人を看護してはならないと言われている。親が心配すると其の念波に依って病菌は益々活動を旺盛にして子は死ぬる。京都の石川慶子さんという人の長男が肋膜で京大病院に入院中、慶子さんは(クリスチャンサイエンス)を読んだ処「病気は本来ない」と書いてあったので、早速病院に行き、退院手続きをしたが、主人が反対したので慶子さんは(自分の生んだ子だから一度丈私の思う様にさせて下さい)と頼み、自宅に伴れて帰ってから食事を運ぶ以外は面会を避けて、一切を神に委せた処、其の後全快した。

此のことは自分の著述した「生命の實相」に書いてある。此の世の中に神は悪いものは作っていない。物質や肉体はない。それ等は生命の実相の影だ」

 

3

生長の家本部講師大島其は63日以降長崎県下各地に於いて講演中「日本人は元来神の子であるから病気はない。

病気は心の迷いだ。だから如何に薬を与えても治る筈がない。処が此の心の迷いを払えば病気は全快するという実例を挙げて説明すると大抵の患者はケロリと直る。中には治らぬ者も居るがそれは心の迷いが取れぬからである。」

 

4

919日より五日間本部講師加藤舜太郎は松江市商工会議所に於いて

(イ)  慶応大学の教授に有本さんと謂う人がある。此の人が糖尿病の神経痛の為に苦しみ、数多の医者にかかったが治らない。それと同じ頃、大阪に居られた弟さんも兄さんと同じ病気で苦しんで居られたが二人共「甘露の法雨」を読んで仏前で祈ったら、すっかり元の健康体になられた。

(ロ)  佳木斯の原さんと謂う人は糖尿病と胃病で大阪の大学病院に入院して治療を受けたが治らない、どうせ死ぬなら佳木斯へ帰ってから死ぬというので佳木斯へ帰り、田野という医者に診て貰うと田野さんは貴方の病気は医者の力では治らないと謂って「甘露の法雨」を渡され、それから数日の後、原さんは全快した。

(ハ)  この様に大学病院でも直らなかった病気が「甘露の法雨」で全快した例が沢山ある。

云々等の言辞を弄したるを以て所轄警察署に招致し、厳重訓戒する所ありたり。

 

5

本部講師金子三十里は、1019日島根県下益田町所在産業組合連合会石西支所に於ける講演に於いて「病気はある如く見えて心が病むのである。医師で治らないのに大金を使うよりは一円か二円で生長の家の本を読むのが賢明だ。そうでなければ生長の家の話を聴けば直る、決して「インチキ」とか迷信ではない。大体病気の原因は

(イ)  頭又は骨の病気は祖先を大切にしないからで之には甘露の法雨を読めば癒る。

(ロ)  鼻の病気は出者張りの強い人が罹る。之は心を磨けばよい。

(ハ)  眼の病気は心が眩んでいるから罹る。

(ニ)  耳の病気は人の話に耳を貸さぬ人が罹り。

(ホ)  気管支炎の如きは素直でない人と摩擦を生じる人、肺病は小心者が罹り、

(ヘ)  盲腸・膀胱カタル・淋病・子宮病は夫婦仲の悪い人、

(ト)  神経衰弱は我利我利亡者が罹る。

と放言せり。

 

6

1123日高知県立城東中学校に於ける講演会に於いて栗原保介は「谷口先生の所へ一婦人来ての告白談であるが、其の女は生命の實相を幾回となく繰返して読む中に、今迄信じて居た仏教が一層よく解るようになり、お経を仏前で読んでいる内に空腹を感じて仏前に供えてあった菓子を食った。ところが其の菓子に猫イラズが入っていたので七転八倒し始め、家族が医者を呼ぼうとすると(死ぬものなら死ぬ、生きるものなら神が殺すまい。私はお委せをしているから医者を呼ぶ必要はない)と言って気絶したが其の気絶中に(生命の實相)にある神よりの歌が聞え、醒めてみれば多くの人が枕元に竝び、今迄の症状が拭った様に無くなっていた。」との言辞を弄せり。

 

 

(4)風俗壊乱言動

(1)

101日名古屋市東区徳川町所在徳川園に於いて本部総裁谷口雅春は、

(イ)  岐美両神の大八州を生んだ如く、夫婦仲よく互に結合して良い子を生む教えが「生長の家」である。

(ロ)  瓊瓊杵尊が醜い姉の石長比売を拝し、美しい木花佐久夜比売と結婚したのは、生命の美を求めたので「生長の家」もその美を根本とする。

(ハ)  天宇受売命は神が乗り移られた様に胸を開け乳房を出し、陰部の前を開けられたので多くの神が一斉にお笑いになった。「生長の家」の会員になればその神様と同じに皆で笑う生活が生まれる。

(ニ)  古事記に伊邪那岐神が夜見国から帰られるとき「坂本なる桃子を取りて」云々とあるが、此の桃とは生命の実で、その形が生殖器で人を産む機械のことだ。

(ホ)  岐美両神は陰陽である。凡てのものが陰陽即ち男と女とより成るのだ。ピストン、針と着物もそれだ。陰陽の和合は「生長の家」も教えだ。

と放言せり。

 

(2)

田辺市軍人会館に於いて1017日より同月21日迄開催したる光明講座講習会に於いて本部講師栗原保介は「私は学生時代の友人の奨めに依って、キリスト牧師の話を聞いた、其の話というのは其の牧師が夜中に勉強しようと思って床を出ようとすると牧師の妻が(夜中に起きて風邪でも召しては大変です、病気でもなれば困りますからお止しなさい)と言いながら暖かい手を牧師に巻きつけて、無理矢理に牧師を床へ引張り込んで、牧師を子供の如くにして横にした。

其の夜は二人共よく眠った。

翌日から牧師は妻の体臭が忘れられず、妻に対する愛が深くなったというのである。此の話を聞いた私は有名な牧師の話は結局エロ話しかと思ったが、是は私の考え誤りであった」云々と放言せり。

 

(3)

1114日京都植物園昭和会館に於ける講演会に於いて谷口雅春は「女をめというのは目に通ずる目は引込んでいて重要な部分である。女の生殖器も目の形をしている。そして引込んでいる。

子宮が飛出ていたら大変なことになる。或る家庭に開かずの箪笥というのがあった。或る日娘が留守中に中を開けて見ると春画があった。それ以来娘は恐怖症になった。この恐怖症は伊邪那岐、伊邪那美命が国産みされたことを家庭という小宇宙でやるのだという自覚に帰れば癒るのだ。」との言辞を弄せり。

 

 

(5)人心誑惑言動

(1)

826日和歌山市公会堂に於ける講習会に於いて谷口雅春は、「生長の家の所謂神想観を体得すれば、神の啓示に依り種種の精神的物質的利益がある。我が生長の家の熱心なる誌友の一人が

先年、満州の某部隊に入隊したが不幸にして病魔に冒され病床に呻吟する身となった。

其の当時所属部隊全部が元気溌剌として居るのに只一人、自分が病気になっていたので悲観して居た。処が本人の入院中原隊に突如出動命令が下りノモンハンに出陣し、其の部隊は全滅した。然し只一人病床に呻吟して居た、生長の家の誌友は病床に居たから助かったのである」との言辞せり。

 

(2)

103日浜松市田町芝生会館に於いて開催した生長の家講習会に於いて講師長谷川憲吉は「私が越後に勤務して居る時、目のあたり見た事実であるが、私の官舎が火災になった時、家財道具は全部丸焼けになったが(生命の實相)のみが焼け残っていた。之は実に一冊の本でなくて神の姿である事が感じられた。之こそ生長の家の験かな事が実証された訳である。」云々と教説せり。

 

 

(6)軍部より支援あるかの如き言動

(1)

下関市上田中町生長の家下関誌友相愛会連合会会長柴田藤太は二月下旬所轄警察署視察員に対し「吾生長の家は軍部より非常な信頼と裏面的な支援を受けて居る故、是と緊密なる連絡の下に生長の家光明思想を以て、戦禍の苦を受けた住民の思想浄化の建設工作に大進出すべく現在準備中で、現地住民の宣撫工作には生長の家光明思想を以てすることが最適である。」云々との言動をなせり。

 

(2)

513日より16日迄東京市赤坂区檜町五番地生長の家本部に於いて臨時講習会を開催し、席上谷口雅春は「生長の家の教は大変よい教で上層階級が多く入って居ることが誇りであり、此の事に依って健兵策とされて居ることと思う。」云々と宣伝せり。

 

7)物質否定言動

928日より五日間山口市公会堂に於ける山口誌友相愛会主催の光明講座に於いて、本部講師中島與一は、

(1)

此の現象界は神に依って、創られざるものは無く神は一切のものを造り給うのに一切の道具を用い給わず、心を以て造り給う。万物は神の心にして物質は本来なく皆、神霊の表現に過ぎぬ。

一切の物質は心の影にして、之の影を見て実在するかの如く思念するのは観念の錯覚である。

 

(2)

無明とは無きものをを有りと錯覚することである。楽しみや苦しみは物質の中にはない。

物質の中に苦楽があると妄想するを迷いという。

 

(3)

我々の生命は形以上のものである。肉体を実在と観じ、肉体と人間と見るは迷いに過ぎぬ。真の生命は物質ではなく、肉体でなく、永遠不滅の霊である。と主張せり。

 

 

(8)教員の異動をあやつるた繞る「生長の家」会員の策動

(1)

佐世保市元大久保国民学校訓導、坂本政雄(35)は、平素児童に対する教育態度、真摯にして、優秀教育家なりとの世評ありたるが、曾て受持ち児童中に近視眼の者ありたる為、眼鏡を使用すべく薦めたるところ、該児童の家庭は「生長の家」信者たる現に、出征中の海軍少佐某にして、右児童が坂本訓導の旨を母二伝えるや其の母は「眼鏡等掛けなくとも心の眼で観れば自然見える様になる」と称し、坂本の指示に従わせしめを以て、同訓導は受持児童全員に対し「生長の家」は科学を無視した邪教なりと説明したることあり。

 

2

斯る事実は自然「生長の家」信者間に伝えられ、同訓導排撃の気運漸次醞釀されつつありたるところ、偶919日佐世保防空訓練終了の際、同訓導は町内有志の饗応を受け、酒気を帯びての帰途、前記児童の宅を訪問し、其の母に対する行動穏当ならざりしやの風評あり、之を聞知したる「生長の家」盲信者たる元佐世保市長筬島桂太郎夫人フミ(50)は、豫てより「生長の家」反対者たる坂本訓導に対し反感を抱き居たりしを以て、右事実を夫に告げ、市教育課長に対し、同訓導の非行を強調して免職方を要望し、遂に転勤の止むなきに至らしめたり。

 

(3)

更に筬島フミは豫てより「生長の家」の動向を嫌忌しつつありたる、前叙大久保国民学校訓導差し方、某をも坂本訓導同様排撃せんことを公言し、市教育課長に転勤せしむべく交渉すると称し、暗に「生長の家」反対者を抑圧するが如き口吻を洩らしつつありたる。

 

(4)

概要叙上の如き真相を内偵したる所轄警察署にありては、市当局に対し「生長の家」の活動状況を説明し、公事に関連して宗教的野望を達せしむるが如きは厳に警戒するを要し、斯かる問題の措置は慎重に取扱うべく注意し置きたり。

 

別記

生長の家教勢一覧表                (昭和1712月末現在)

庁府県別

団体数

信者数

庁府県別

団体数

信者数

  警視庁

140

9800

埼玉

4

115

北海道

19

1421

群馬

5

148

京都

12

2159

千葉

7

195

大阪

55

7771

茨城

3

135

神奈川

21

3348

栃木

2

29

兵庫

39

1300

奈良

2

285

長崎

12

1141

三重

6

227

新潟

7

293

愛知

31

3365

静岡

21

1276

秋田

1

100

山梨

6

205

福井

7

331

滋賀

5

1134

石川

6

510

岐阜

12

1602

富山

3

194

長野

13

445

鳥取

4

155

宮城

4

262

島根

17

690

福島

10

208

岡山

11

2124

岩手

4

167

広島

5

950

青森

6

390

山口

13

1811

山形

9

420

和歌山

9

274

徳島

7

584

佐賀

1

12

香川

8

649

熊本

1

245

愛媛

8

925

宮崎

3

525

高知

8

1308

鹿児島

4

317

福岡

49

7405

沖縄

1

30

大分

11

847

 

 

結社数     632

信者数    57627

 

内務省警保局「社会運動の状況」-10

◎七つの光明宣言(全文)

△ 我等は宗派を超越し生命を禮拝し生命の法則に随順して生活せんことを期す。

△ 我等は生命顕現の法則を無限生長の道なりと信じ個人に宿る生命も不死なりと信ず。

△ 我等は人類が無限生長の眞道を歩まんが為に生命の創化の法則を研究発表す。

△ 我等は生命の糧は愛にして祈りと愛語と讃嘆とは愛を表現する言葉の創化力なりと信ず。

△ 我等は神の子として無限の可能性を内に包有し言葉の創化力を駆使して大自在の境に達し   得ることを信ず。   

△ 我等は善き言葉の創化力にて人類の運命を改造せんがために善き言葉の雑誌「生長の家」及び聖典を結集して発行す。

△ 我等は正しき人生観と正しき生活法と正しき教育法等により病苦その他の人生苦を克服し、相愛協力の天国を地上に建設せんが為に実際運動を起す。


右文中に生命を礼拝し生命の法則に随順して生活せんことを期すとか雑誌、其の他の著述書を発行すとか又、医薬によらずして病気を克服したり、相愛協力の天国を地上に建設せんが為に実際運動を起すとはあるが、何処をさがしてもわが「皇祖神」又は日本の「神想観」にあてはまる字句、又は字義をその他それと想像されるような文句が一言半句も無いことに特に御注意あり度し、これが「生長の家」の教養内容と自ら文部省への届書中に記入されているから、如何にも宗教として許されたかの如くに「文部当局の賢明なる処置なり」と当時の係官又は文部当局をしきりに礼賛している。

「生長の家」宗の教養内容が果して如何なるものであるか賢明なる各位に於かされられても、前述の各項によって其の概念がお判りになった事と存じます。

これでも尚彼谷口の「神想観」なるものが我国体に相容れるものと思われるお方がありましたら第一報次第直ちに不肖が推参の上「皇国日本が世界人類発祥の地」なる所以と而して崇高なる、我が日本国旗「日の丸」によって来る理由及び世界統一を神示なりと夢想して世界人類を毒しつつある「万国ユダヤ」の「☆(中に○)旗印とヒットラが再建ドイツの旗印に何故これ「吉祥卍」を選んだか、その他御神勅にある「八紘一宇」とは「皇道政治が世界にあまねく」との意なること等について詳細お説明致します。

昭和16108

                               鬼塚久雄


東京市渋谷区隠田の住人谷口雅春氏の総裁する「生長の家」と称する新宗教(宗教に非ず修養団又は強化団体なるかの如く世人をして迷わしめているが、既に宗教結社として文部省に届出済)は佛教やキリスト教其の他各宗の教義及び日本書記の中より其の真髄を抜粋、それに貧弱なる自己の哲学概念を基調として各異宗教の吸集に都合よき新教義を捏ね上げたもので、元来「生長の家」なる運動は彼谷口の創案でなければ、又専売でもない幾度かに亙る脱皮作用の結果、非常に東洋的に否、現下の日本に迎合される様に出来てはいるが、元々1960年頃アメリカに於いて発達した。クリスチャンサイエンス(合掌国ニュ-ハンプシシャ州の農家の娘として1921年生まれた。)の模倣翻案でこれに前述の如き東洋臭を嗅ぎ付けたものが其の教義内容である。


彼谷口は創造神の「神示」を受けたと称するだけに或は超偉人的な預言者で現下我国の宗教界を統一せんとするものか、さもなければ邪教「大本教」の王仁(☆出口王仁三郎を揶揄。Y記す)か「人の道」(人のみち教団)の御木徳一輩の大山師からであろうが、いずれにしても出鱈目な自己著述の書籍販売が其の主目的ならん、しかしそんなことはどちらであっても更に吾人の関知するところに非ざるも、今や「○○機関説」が掃滅され「邪教大本教」「同じく人の道」の如き淫祠邪教の類も一掃せられて漸く思想的に統一なり一億の臣民挙って皇国本然の姿にたちかえりつつあるの秋(とき)「○○信仰に帰一」せしめとか、或は「国体を明徴にし○○の尊厳を明らかにし」などと説きながらも、一方に於いては「日本の神」もキリスト教やロ-マ カトリックでいう神も佛教の仏も皆その根本は同一なるかの如く説くは、以っての外と言わざるを得ない。


厖大なる彼の著作中にある詭弁が一片のユ-モアなら兎も角、掃滅されたとは言え、○○機関説によって教育された者、其の他同説の信奉者であるインテリ層に彼の著書が多く愛読されているという事に至っては実に慨歎に堪えず、さなきだに皇国有史以来の国難打開に挙国一致邁進しているこの超重大時局に当り


◎第一  わが皇国の「神」について身勝手な解釈を下し、漸く是正されつつある日本の「神想観」に疑惑を生じせしめるが如き節節のある事。

◎第二  皇国の興亡に甚大なる影響ある科学を呪詛し、其の振興を阻害する恐れある事。

◎第三  原始的素朴な唯心論の帰結として科学的な医学療法を軽視するの余り多くの尊き人命を犠牲にしつつある事。

◎第四  哲学的貧困の致すところか形而上と形而下を混同し、以て不自然なる解釈の下に皇国臣民の正しき「神想観」に疑惑を生じせしめる恐れある事。


右の如き理由の下に昭和維新、神政復古の血に燃ゆる吾等同志はこれを看過し得ず、しかるに如上の邪教を提唱うる谷口雅春氏の講演会を5万市民の教化指導と云う重責にある市教務課が其のおさき棒を担ぐというは実に言語に絶する沙汰の限りと言わざるを得ない「生長の家」が「人の道」や「大本教」の如き邪教なりや否、既に中央でも問題おなりつつあり、其の善悪は当局の裁断い待つとして市当局の責任ある処置こそ望ましい。

                        鬼塚久雄



生長の家教勢一覧表                (昭和1612月末現在)

庁府県別

団体数

信者数

庁府県別

団体数

信者数

  警視庁

4

780

埼玉

3

64

北海道

19

1411

群馬

7

188

京都

10

2670

千葉

6

277

大阪

81

7727

茨城

3

70

神奈川

21

2155

栃木

2

28

兵庫

39

1300

奈良

2

280

長崎

4

1226

三重

3

148

新潟

4

210

愛知

30

4259

静岡

21

1100

秋田

1

100

山梨

5

161

福井

6

312

滋賀

5

1167

石川

6

405

岐阜

13

1565

鳥取

4

234

長野

13

443

島根

20

652

宮城

4

294

岡山

11

2052

福島

10

218

広島

5

890

岩手

4

167

山口

13

1751

青森

4

232

和歌山

11

746

山形

9

356

徳島

6

539

香川

8

602

佐賀

1

12

愛媛

7

884

熊本

1

245

高知

8

1305

宮崎

3

406

福岡

4

1843

鹿児島

4

172

大分

12

571

沖縄

1

20

合計  

団体数     494

信者数    42237





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

内務省警保局「社会運動の状況」-9

内務省警保局 『社会運動の状況』昭和16P1157P1173

昭和16

5)生長の家の動静

1)概説

生長の家に在りては、本年中も引続き各地に於いて講演会、座談会、講習会を開催し或いは産報運動の進展に便乗して工場事業場等への進出を企て、或いは中小商工工業問題台頭するや各種組合を目標にして進出せんとし又は出征将兵遺家族、青年会、婦人会に積極的に働き掛ける等極力教勢の維持拡大に狂奔し、或いは新体制運動を教勢拡大の具に利用し若しくは知名士多数の入会を吹聴宣伝し、又はは皇室宮家等を妄りに布教手段に利用し奉る等極めて悪質狡獪なる手段を弄せるのみならず、這間屡々医療妨害、風俗壊乱、人心誑惑等の言動に出で警察当局の取締を受けたるもの尠からざる状況にありたり。

而して叙上の如き本教団の邪教的行為は漸く教外識者の顰蹙を招くに至りて之を非難攻撃する者漸次多き加わるに至れり。

 

2

医療妨害的布教活動

(イ)生長の家関西総括教化部藤本兼治は本年510日和歌山県那賀郡龍門村遠方、誌友児玉秀夫方に於ける講演会に於いて「拝む心があれば病気になっても医者に行く必要がない。

悪い物(排泄物を指す)が出ればよいのである。

児玉さん(主催者のこと)は重い病気で不治と諦めて居ったが生長の家の本を借受けて読んで見て初めて其の心が解り、遂に氷袋を断ち切って、氷の代わりに本を吊るして読んだところ4か月にして治ってしまった」云々の言動を為し警察当局より厳戒せられたり。

 

(ロ)

本部講師大賀元介は本年713日兵庫県揖保郡龍野町役場樓上に於ける講演会席上「薬は生命がない、薬には寿命を引延ばす力がない。病気は薬が治すのではない」云々と現代医薬を否定するが如き不穏当なる所説を為し戒飭せられたり。

 

(ハ)

本部総裁谷口雅春は本年928日熊本市公会堂新館に於ける講演会に於て「或る人間が猫を大変愛していた。或る日猫を抱いて或る所に行ったところ猫が此の主人の心を知らず腕を掻き毟った為に其の人は腕に相当な障害を受けたが、そのまま、56日すると血が出ず腕がひどく腫れた。

急いで附近の医学博士に診察して貰うと『これは大変だ、敗血症だ。腕一本は切断しないと危険だが手術は此の病院では駄目だ』というので近くの生長の家の信者である医者の所に行くと、

その医者は一度診察して『何でもない明日お出なさい』と言った。

本人は狐につままれた様な気持ちになったが翌日になると不思議にも腕は全治していた」と医療の不必要を暗示するが如き言動ありたり。

 

3)風俗壊乱的布教言動

(イ)

本部総裁谷口雅春は本年64日京都市上京区烏丸二条下る日出会館に於ける講習会席上「宇宙一切は言葉に依って造られて居ることは、ミコト(言葉)でも言える即ち女を「メ」という「メ」は目に通ずる目は引込んで居て重要部分は内に隠れている、之は女の真実の姿であって女の生殖器も亦、目の姿である子宮が飛び出すと大変で、病気である」「女は中心へ引張り、男は外へ突っ張る、一筋の糸に結ばれているとき夫婦調和がある。

斯くして神代から男と女は和合するように出来ている」云々と極めてや野卑なる語句を用いて講演を為せり。

 

(ロ)

本部講師星六郎は本年712日福島市置賜町会館に於ける座談会に於いて「西洋料理を食べるにはナイフ、フォ-ク等で肉を切ったり刺したり刺されたり、抜いたり変なものです」、「最近の娘さんは映画や本を見て化粧や服装を覚え中には唇に紅を真赤に付けて居るのを見ますが甚だ以て感じが悪く第一都合が悪い、接吻でも吸口に男の方に跡がついて判ってしまう」、「日本料理は二本の箸で仲好く食物を挟み、まるで両親が仲良く粘ったり離れたりするようなものである」等の言動ありたるを以て所轄警察署に於いて戒飭せり。

 

(ハ)

本部講師稲岡福蔵は本年106日和歌山県西牟婁郡串本国民学校に於ける講演会に於いて「歯の悪い人は夫婦の調和が悪いのだ。

歯にも陰陽があって上は男、下が女であり上は動かす事が出来ない只下が動くのであるから女は下から動かす事によって良く夫婦の調和が出来るのである」云々の低劣野卑なる言動を為したり。

 

 

4)其の他要注意事象

1)家庭光明寮の容疑動静

生長の家信者中には同教独特の教理を盲信したる結果、疾病に罹るも医薬を廃して遂には貴き生命を失い、若しくは伝染病流行の因を作る等の者、尠からざる模様なるが、東京市麻布区檜町5番地所在家庭光明寮(生長の家本部経営)の容疑動静を摘記すれば次の如くなり。

 

(イ)

防府市車塚印刷業藤田トヨ長女藤田シゲ子(19)は右家庭光明寮に入寮修養中昨年1228日風邪の為、臥床せんとするが、寮母は「病気は人体にはあるものに非ず、精神の修養に依り回復するものなり」とて之を許さず、寮規に依り医療を受けること不能にて且食欲なき為衰弱して数回卒倒したる模様なるが、其の後友人の介抱にて稍々快方に向かいつつありたり、然るに本年2月初旬再び悪化し、遂に意識不明となりて臥床、同月13日頃には愈々悪化し離床出来ざる病状となりしも寮母は強いて離床せしめ、飲食物は勿論、医薬をも与えずして室内掃除に従事せしめ、卒倒数回に及び漸く臥床を許したる模様にて意識不明の儘、17日に至り附属脇田病院第二療院に入院せしめられたるが、此処に於いても何等医薬を与えず寮母により生命の實相を一日2回位読み聞かせ脇田医師の発明せるものなりとて一日二回位清水の如き無色透明なる液体の注射を受け栄養物等は一切与えられざりし模様なり。

同月20日寮よりの通報に驚き上京したる母親は本名の病状が意外に悪化し、重体患者なるに拘らず何等の医療を加えず体温すら計らざる実情にあるを知りて驚愕し、直ちに夫に招電を発すると共に脇田医師に医療を懇願したるに「当病院は医療する所にあらず、精神的医療を為す所にして此の注射を一日二本位行うものである」とて清水の如き液を示し、何等の施療を為さず「此の子の病気が悪くなるのは親が信仰が足りない結果だ、親が斯様な考えではとても病気は治らぬ、此の病気は大体医者の手で治るべきものではない」と医療を拒みたる為23日東京市三河島町額田病院に入院せしめ診断を受けたる処、伝染病(猩紅熱)にて最早施す術なく遂に同月28日死亡するに至れり。

 

(ロ)

住所全羅南道長与面南49、家庭光明寮生松田光代(20歳)は暑中休暇にて帰省中の処、本年827日再登寮の為東上。途次寮の現況其の他に関し次の如き言動を為したり、「家庭光明寮は所謂花嫁学校式の未婚女子の修学機関であるが其の目的とするところは『生長の家』普及誌友獲得にあると考える。

寮は一箇年修行で学科は裁縫、作法、割烹、茶の湯、生花、書道、家事、毎週一時間宛『生命の實相』講義を谷口先生より毎日二時間受講して居る。

入寮の条件は未婚者なること、高女卒業程度なること、通寮は許さざること等にして、舎費としては18円、授業料10円徴取される。

現在300余名の寮生が居るが其の三分の一は呼吸器疾患の者で其の他精神的の苦痛がある者も居り、満足なる人は花嫁修学の学科に釣られ入寮して居り、病的精神的苦痛を有する人達は谷口先生の講義に多大の感動を受けて居る様である。

講義の内容は人間は神の子であるから正しく社会に生きて行くと共に一切の万物に感謝しなければならない、而して肉体なるものは本来無いもので只心の影が現れて居るものである、だから病気等と言うものは気から発作するもので、気の持ち様では病気等に罹る様なことはなく、假令病魔に侵されても精神力で癒るべきものである。

と言われて居るが矢張り病気には勝てぬ。

去る710日頃寮友の一人は肺結核がつのり遂に他界した。

自分も去る78日頃風邪のため病臥したが医師に見て貰う訳には行かず大変困った。

尚恐ろしいことは呼吸器等の疾患ある者とも同一寄宿舎に同居して居る為、随分危険性がある、然し寮の規則としてそれを嫌忌することも出来ないことになっている。

自分も成るべく早く退寮したいと思っている。」云々

 

2)事象公債購入を利用する終身誌友募集行為

生長の家本部に在りては機関紙たる「生長の家」本年4月号誌上(台十二輯第六号91頁「近況通信」欄)別記の如き記事を掲載し終身誌友を募集するところありたるが、右は国策順応の美名に隠れる巧妙なる時局利用の教勢維持拡充策なること判明し、時局下適当ならざる行為なりしを以て、426日警視庁当局に於いて責任者を招致し、募集行為取止め方指示し、請書を徴する所ありたり。

然るに谷口は同誌六月号誌上に右計画取止記事を掲載するに当たり、前叙募集行為が世人の誤解を受け之に関する投書多くして警視庁当局に於いて之が応接に悩まさるる為、取止め方指示あり、之に従いたるものの如く事実を歪曲して誌友に通告する等極めて狡猾なる態度を示し居れり。

 

 

別記 終身誌友募集記事内容

唯今本部で終身誌友として取扱って居りますのは終身誌友代98円を前納して額面百円の事変公債を購入し、その利子を以て毎月の誌代に振り当てて元金を減らす事なく終身その人に「生長の家」誌を発送し、その人の死後は其の公債を本部の基本財産の中に振込み、永遠にその人を光明思想普及の功労者として芳名を残すことにし、又遺言によりその相続者にも終身「生長の家」誌を送付して子孫永く光明思想に浴することを得る方法を講じ兼ねて事変下公債消化の国策に順応することにしたのであります。

その後誌友数氏より一人前納98円の儀は出来る人と出来ない人とがあるから何とかすべての誌友の参加出来る様に分割払いにして頂きたいとの申出でありました。

それで改めて左の5種類の終身誌友を設けることに致しました。

 

(一時払い) 金98円一回完納

(一年払い) 金840銭宛毎月12回完納

(三年払い) 金3円宛毎月36回完納

(五年払い) 金190銭宛毎月60回完納

(十年払い) 金1円宛毎月10年間完納

 

右の規約に従いなるべく愛国終身誌友の何様にか御申込願いたいのであります。

公債は98円に満ちて額面100円券を購入するものでありまして、分割の方は納入完済までは公債利子を終身誌友代に当てることが出来ませんからその間の誌友としての誌代は前記分割払い金のうち幾分ふくまれて居りますが前記の通り各種別に従い一カ月分が280銭乃至2円まで減額されています。

この差金は国策に協援し国債購入の賛助の奨励のため本部で負担することになっています。

 

完納後は終身誌友として誌費不要であるのは勿論のことであります、これによって貴下の子孫が永久に光明思想を失うとしても失い得ず、子々孫々光明が約束されることになります。

 

なお御申込は「白鳩」「光の泉」の振替利用も可成本部宛振込下さい、(中略)生長の家では本部の誌友台帳に随い終身誌代完納者の御名前を総裁宛備付の「吾等永遠の家族」と題する名簿に私みづから毛筆にて記録し永遠に私から感謝報恩の念を送るアンテナたらしめ、神想観を行じ「甘露の法雨」を読誦するときには其の前で読誦する事に致しているのであります。

この「吾等の永遠の家族」なる名簿があまり多くなり神棚の下に篋に納める事が出来なくなりました時は「吾等永遠の家族記念塔」をつくりたいと思って居ります。(後略)

 

 

3)  光明学園の無届歌集発行

三重県津市野崎垣内生長の家誌友相愛会長藤川栄次郎は客年(昭和15年)十二月初旬より名古屋教化部の指導に依り「光明学園」を開設し会員の子弟を毎日曜日同人私宅に集合せしめ中小学生に対し「生長の家」教義の普及活動を為しつつありて毎回出席者約四十名に達し尚逐次増加の傾向にありたる処、同学園において児童に斉唱せしむる為出版したる「第一歌集」は無届にして、且同歌集に蒐録したる「実相行進曲」(別記)は、愛国行進曲を卑俗なる歌詞に作り替へ「生長の家」の普及宣伝に資するものにして純眞なる児童をして斉唱せしむるは教育上弊害少なからず尠なからずものと認め所轄津警察署は二月十五日園長藤川栄次郎を招致し厳重戒飭を加へたるが、藤川は同歌集残部365部を提出すると共に、光明学園は自発的に即日閉鎖する旨申出でたり。

別記

実相行進曲

1.見よ実相の眼をあけて  信念高く輝けば

 生長の言葉溌剌と     生命躍る大八洲

 おお明朗の現実世界に  聳ゆる我の姿こそ

 完全無欠揺るぎなき    摩訶神の子の誇なれ

.起て一元の大神の    光の中にうるほひて

 神の子我等は皆共に   御稜威に副はん大使命

 今八紘を宇となし     凡てのものと親みて

 正しき平和うち建つる   理念は花と咲き薫る

3.今幾度か我上に     試練の嵐哮るとも

 断乎と拝め其の実相   進まん道は一つのみ

 ああ限りなき神世なり   轟く歩調そのままに

 素直に進む心根の    人の身の上に栄あれ

 

(4)布教宣伝に町内回覧板利用

北海道深川町生長の家誌友相愛会に在りては本年625日深川町会公会堂に於いて、本部講師金子三十里を招聘し講演会を開催するが、之が開催に先立ち講演会開催を町民に知悉せしむる手段として深川町役場後援と記載する広告ビラを町内会回覧板を利用し、一般町民にせしめたるが、町民中役場当局の軽挙に憤激するもの尠なからざるものありたるが、所轄深川警察署に於いては右の如く一宗教結社の布教宣伝に回覧板を利用するが如きは啻に隣保組織制定の趣旨に背戻するのみならず、其の存立精神を冒涜するの甚だしきものなりと為し、責任者深川町会長折谷力雄、深川国民学校訓導中能良久、竝町内会長長野原金八外6名に対し夫々厳重戒飭するところありたり。

 

(5)生長の家講演会開催に対する舞鶴鎮守府の会場貸出拒否

生長の家東舞鶴誌友相愛会にありては本年67日本部主幹谷口雅春を招聘、講演会を開催すべく計画し、会場として同市内海軍海仁会講堂を借入れ一般市民は勿論海軍傷病兵、海軍機関生徒、其の他海軍将兵の聴講を予定し居たる模様なるが舞鶴鎮守府にありては参謀名を以て左記の如き通牒を各関係所轄長に発すると共に海仁会講堂の使用を取消したる為、右相愛会にありては、俄かに狼狽し種種協議の結果、生長の家信者たる立花舞鶴市長に懇願し、同人斡旋の下に国民学校長会に申込みたり。

校長会にありては相当迷惑を感じたる模様なるが市長斡旋に依るものなる為拒否し得ず

(1)   主催を生長の家とせざること

(2)   広告印刷物を使用せざること

(3)   入場料を徴収せざること

等の条件を附して倉梯国民学校講堂を貸与したるが、谷口は同日夜京都市内日出会館に於ける講習会の席上、右経緯に関し「海仁会館」でやれば到底二千人も入れないのに学校で講演したため二千人以上の聴衆があったということは(註 実際は約千二百人位)邪魔があったから前進したのだと云って世話方も喜んでくれた」云々と海軍当局の処置を誹謗するが如き口吻を洩らして宣伝の用に逆用する所ありたり。

 

左記

舞鶴鎮守府参謀長

各所轄長殿

陸上に於いて生長の家講演ある様広告あるも右に関しては昭和15525日付を以て海軍法務局長より注意警戒の要ある旨、通知ありたるを以て下士官、兵、軍屬等の聴講に関しては所轄長に於いて間違いを生ぜしめざる様指導相成度

一、営利的なること

二、刊行物実際的なものに非ず

三、宣伝誇大なり

四、医療妨害

 

 

6)其の他

(イ)本年215日那覇市天妃町273番地久高将睦は本部講習会に於いて習得せりと称し、別記の如き荒唐無稽なる病理観を説明するところありたり。

 

別記

眼病

天地の恵を健やかに受け入れない心の現われである。眼病は五官の病にして我の強い人又は虚栄心の強い人に多い。

其の病を癒すには一視同仁の心を起こすことである。

 

寝小便

肺病

心の不平から来る。父母から戴いて居る命を忽にするその怨の思いが喀血と云う形になって現れるのである。だからお互いは心を広く持つことが必要である。

 

皮膚病

外界の争い事が原因

 

左利

夫婦の不調和が原因

 

脱臼

出すべきものを出さず秘密の心を持っていることが原因

 

腎臓病

人から圧迫されていると云う感じを持つことが原因

 

赤面恐怖症

人に疑われているのではないかと云う心を持つことが原因

 

(ロ)

生長の家本部に在りては本年81日地方講師の試験を執行するが別記の通り試験問題中相当注意すべきものあり。

別記

試験問題

1.生長の家の使命を列挙せよ

2.実相の世界は何処にあるか

3.人は神の子なれば皆現神か

4.肉体は何故無いか

5.其の地方で交際している誌友の名前

6.素直になれば何故病気が治るか

7.何の話をしたら病気が治ったかを実例を詳細に書きなさい

8.誌友会又は講習会で話をしたことがありますか

9.人間は何の為に生まれたか

10.   講師に当選して地方へ自費で巡講しても生活に差し支えありませんか

11.   講師に当選したならば何々をいう方法で布教しますか

 

 

(5)生長の家排撃運動

生長の家の活発なる布教宣伝活動に対し、一部に於いて「生長の家は我国固有の神祇観を曖昧にし、国体の尊厳を冒涜する不

逞団体なり」と為し、或いは「科学の真理性を否定し、医療妨害行為に出ずるの外、人心を惑乱せんとする奇怪なる団体なり」と為す等のものありて本教団に対する排撃運動は漸次熾烈ならんとしつつあるが、本年108日福岡県直方市121番地天關打開成会直方支部、鬼塚久雄は別記の如き印刷物を作成之を有識者に郵送頒布し、大々的に生長の家排撃運動を起さんと計画中なるを福岡県特高課に於いて探知し、右印刷物の内容を檢するに、独断偏見且却って不敬に亙る虞ありと認められる文辞ありしを以て其の頒布を一応諭示中止せしめたり。

 

別記

(前添)

「生長の家」宗の教義内容其の他について、我人の目に止まった一二を部分的に摘録批判して大方各位の御参考の資ともなさん。

宗教結社として文部省への届出中の「奉齋主神、安置佛等の称号」と云う項に道場又は集会室に顕齋する主齋神又は安置物なし心に幽齋する主齋神としては「宇宙大生命(ミオヤノカミ)」、その幽の幽なる神として天御中主神、幽なる神として天照大神、現人神としては○○を礼拝す」とあり。

右の文中「天照大神」を幽なる神として至尊を「現人神」としているが、幽とは顕現に対する反対の意味で「カクリヨ、アノヨ、冥土、ヨミヂ」等の意なることは辞書言海にも明記しあり、此の字義よりすると「天照大神」を肉体を備え給わぬ「幽神」だということになり、これでは国体を不明徴ならしめるものである。

何故ならば「皇大神」が肉体を備え給わぬ幽神だとするならば其の直系神にあらせらるる神武天皇も「幽神」だという結果になり、更に其の御直系にてあらせられるところの「現人神たる至尊」に対し奉りての一億臣民の感情は如何になり行くか、想いここに至らば、彼谷口の「神想観」こそ日本の国体を破壊に導く恐れあるものと断言せざるを得ない。

又彼谷口の著書「生命の實相」(昭和101125日発行)第一巻「神への道しるべ」の中にも「第三に吾々が「カミ」と申しますのは「幽り身」の略称であります。

…中略…この諸天にいます。神々はすべてこの「幽り身」に属する神々であります。」云々とあり、

右文中の「幽り身」につても日本の「神」は例外であるがとの条項が無い限り日本の「神」も彼のいう「幽り身」の中に含まれていると云うことになる。

                         (鬼塚久雄)

「生命の教育九月号」(同1591日発行)には「天皇信仰と日本大乗佛」の中には、すべて宗教は、天皇より発するなり。

大日如来も釈迦牟尼仏も、イエスキリストも、天皇より発するなり。

云々と説いてはいるが、又同文中に「一宗一派に非ず」ということを教義の「七つの光明宣言」に記入して宗教であることを赦されしは文部当局の賢明なる処置なり。文部当局が一宗一派に非らざる宗教をみとめたるなり。

 

宗教が正しくなりたるなりすべての宗教は私のものに非らざるなり、すべて天皇に帰一し、天皇に奉還し奉る宗教なり。

宗はオオモトなり。天皇なり…中略…宇宙の大教祖は天皇にてあらせられるなり。以下云々と如何にも文部当局(当時の宗務課長、多分其の後同省の師範教育課長に転じられたかの如く伝え聞くが稲○清助氏が「七つの光明宣言」に屈服したかの如く、信者をして思わしめているが)しからば、吾人は更に問いたい。

「天皇帰一を叫び宇宙の大教祖は、天皇にてあらせられるなり」と説く彼、谷口がさも自慢そうに、言う「七つの光明宣言」の中に、吾等は宗派を超越し、生命を礼拝し生命の法則に、随順しつつ生活せんことを期すとか、人類の運命を改善せんがために、善き言葉の雑誌「生長の家」及び聖典を結集発行するとか、終いの方には、病苦その他一切の人生苦を克服し、相愛協力の天国を地上に建設せんがために実際運動を起す。

等とはあるが同宣言中には日本の国体、日本の古神道については、一言半句も触れず。

又著述中に「皇祖神」及び「皇室」に関する字句はあるが、それは素面を糊塗せんとするのみで、彼の脳中は、既に唯心論で固成されていることが容易に想像される。

であるからこそ彼の説く「神」というのは「人間のうちにある円満なるもの」以外になく、その証拠には、念のため宗教団体法第三十六条に基づき、文部省より提出された主要部分の「奉齋主神、安置佛等の称号」の項目中ににさえ恐れ気もなく、堂々と「奉齋主神又は安置物はなし」と書き入れ「心に幽齋する神としては「宇宙の大生命(ミオヤカミ)」と云うまでが彼谷口の本音であろう。

又「宇宙の大教祖」とか「宇宙の大生命」などということは「邪教大本教」でもよくこれを唱えていたものである。それもその筈である、彼谷口も「壊滅前の大本教」幹部として邪教の聖典、聖経、捏造に十数年間居座っていた、大本教再建の残党であるやもしれず。

昭和16108

直方市大字直方1、121番地

責任者 鬼塚久雄

 

 

文部省へ届出ある「生長の家」の「儀式及び行事に関する事項」の中に「臨終に際して慰安するための引導あり。「久遠いのちの歌」あり。

又顕幽を問わず人の霊魂の中の開悟のために聖経「甘露の法雨」「天使の言葉」等を読誦するものあり」となっているが、しからば臨終の際に読誦するという中の「久遠いのちの歌」とは如何なるものであるかと云えば、これが亦すこぶる振ったもので「神示」によって彼谷口が作歌したるものでなく「維摩詰所説経」の「六便品第二」の中に説いてあるところを語呂の都合で部分的に其の配列法を替えたまでに過ぎず。

念のため各位の御参考までにその前半を摘記対比する(番号は歌の一、二でなく対比上の便宜のためであり上下番号により対比されたし。)

 

〇久遠いのちの歌                  〇維摩詰所説経

                                (六便品第二)

(1)                         (1)

是の身は霓の如し                   是の身は聚沫の如し

霓は久しく立つ能ず                  撮摩すべからず

須臾にして消ゆ

 

(2)                          (2)

是の身は泡の如し                   是の身は泡の如し

泡は久しく立つ能はず                 久しく立つことを得ず

須臾にして消ゆ

 

(3)                          (9)

是の身は幻の如し                   是の身は火(カゲロウ)の如し

幻は久しく立つ能はず                 渇愛より生ず

須臾にして消ゆ

 

(4)                          (8)

是の身は響の如し                   是自身は芭蕉の如し

響は久しく立つ能はず                 中に堅有ることなし

須臾にして消ゆ

 

(5)                          (3)

是の身は稲妻の如し                   是の身は幻の如し

稲妻は久しく立つ能はず                 顚倒より起る

須臾にして消ゆ

 

(6)                          (10)

是の身は浮雲の如し                   是の身は夢の如し

浮雲は久しく立つ能はず                 虚妄の見なり

須臾にして消ゆ

 

(7)                          (14)

是の身は水流の如し                   是の身は影の如し

水流は久しく立つ能はず                 業縁より現ず

念々に流れ去る

 

(8)                          (4)

是の身は芭蕉の如し                   是の身は響の如し

実ありと見ゆれども                   諸の因縁に属する

中空にして実あらず

 

                          (6)

                  是の身は浮雲の如し

                           須臾にして変減す

 

宗教「生長の家」のお経本に「聖経天使の言葉」と銘打ったキリスト教の聖書口調もどきのものがあり、その一節に 天使また語り給ふ…に始まり「吾れは完き神の啓示者なり」神の与え給いしところのものを吾れも汝らに語らんとか「吾れは創造神より遣わされるものなり」「創造神の光波は吾れにして 吾が光波の射すところ 暗黒もなく 病なく 老なく死なし 信ずるものは限りなき賞を得て 永遠に輝かん 吾れは創造神の言葉なればなり」

「吾れみづからの本性の神なる事を観たれば吾れ汝らの本性の神なることを悟らしめん」「汝らの先づ悟らざるべからざる真理は「我」の本体がすべて神なることなり」等とさももったいらしく吾れ汝等に語っているが「吾れ完き神の啓示者なり」とは彼れ谷口自身を指すものではなくて「何」を指すものであるか?

又其の次「神の与え給ひし所のものを吾れも汝に与へん」等とあるが、史上にもある。申すも畏き極みながら「〇位」を狙った「道鏡」もこれによく似た「神示」がさもあったかの如く外来宗教の真髄をハキ違えての慢心のあまり「幽なきの眞理状態」に入り、遂にあの大逆を敢えてしたのである。

又「吾れみづからの本性の神なる事を観れば「吾れ汝等の本性の神なることを悟らしめんとある始めの「吾れみづからの本性」と言う場合の「吾れ」は一体誰のことか人間全部についての「吾れ」なるかそれとも彼谷口自身のことか、此の場合どうも谷口自身のことを指しているかの如くであり、しかして後の「吾れ」は「生長の家」の宗教信徒又は一般人間全部を指す「吾れ」のようであるつまり自分(谷口)を紙と信ずるならば谷口自らが、お前達自身の本性をも神であることを悟らしめよう。神の資格を授けてやるぞよ」と云う事になる。

これでは入学試験に合格間違いなしと請負って50圓の商品切手の貰いぱなしにしている奴の方がもっと有難味があるやも知れぬ。

 

〇久遠いのちの歌                  〇維摩詰所説経

                                (六便品第二)

(9)                         (5

是の身は焔の如し                   是の身は電の如し

温かく見ゆれども                   念々に住まらず

一切を焼き尽して空し

 

(10)                         (12

是の身は夢の如し                   是の身は主なし

実ありと見ゆれども                  地の如しとなす

虚にして空し

 

(11)                         (9

是の身は迷より出づ                  是の身は我なし

実ありと見ゆれども                  炎の如しとなす

妄にて空し

 

                        (5

                   是の身は人なし

                   水の如しとなす

 

以下略す

 

 

 

 

内務省警保局「社会運動の状況」-8

後記(4

生長の家宗教結社届(抜粋)

3.教義、儀式及行事に関する事項

1)教義の大要

「国体を明徴にして皇室の尊厳を明にし、各宗の神髄を 天皇信仰に帰一せしめ、尽忠報国、忠孝一本の国民精神を昂揚し悪平等を排して一切のものに、人、時、処、相応の大調和を得せしめ、
兼て天地一切のものに総感謝の実を挙げ、中心帰一、永遠至福の世界実現の大目的を達成せんことを期す」
その実行目標として次の「七つの光明宣言」あり。

  七つの光明宣言

△ 我等は宗派を超越し生命を禮拝し生命の法則に随順して生活せんことを期す。

△ 我等は生命顕現の法則を無限生長の道なりと信じ個人に宿る生命も不死なりと信ず。

△ 我等は人類が無限生長の眞道を歩まんが為に生命の創化の法則を研究発表す。

△ 我等は生命の糧は愛にして祈りと愛語と讃嘆とは愛を表現する言葉の創化力なりと信ず。

△ 我等は神の子として無限の可能性を内に包有し言葉の創化力を駆使して大自在の境に達し   得ることを信ず。   

△ 我等は善き言葉の創化力にて人類の運命を改造せんがために善き言葉の雑誌「生長の家」及び聖典を結集して発行す。

△ 我等は正しき人生観と正しき生活法と正しき教育法等により病苦その他の人生苦を克服し、相愛協力の天国を地上に建設せんが為に実際運動を起す。

 

2)儀式及行事に関する事項

冠婚葬祭等―に「生長の家」特殊の儀式なく、誌友は先祖崇拝の美風を顕揚するため各自の先祖伝来の儀礼に則るものとす。

但し、先祖が無信仰等にして伝来せる宗教なき場合には、臨終に際して慰霊するための引導文あり「久遠いのちの歌」あり又顕幽を問わず、人の霊魂の開悟のために聖経「甘露の法雨」「天使の言葉」等を読誦することあり。

観行―座禅観法と祈りとを合併せる如き精神統一的行事に神想観あり(「生命の實相」観行篇詳細説明参照)左の4首の招神歌を誦して後、宇宙大生命の生命自己に流れ入ると観じて精神統一に入るものとす。

 

(招神歌)

生きとし生けるものを生かし給へる御祖神元津霊幸へ給へ

吾が生くるは吾が力ならず天地を貫きて生くる祖神の生命

わが業はわが為すにあらず天地を貫きて生くる祖神の権能

天地の祖神の道を伝へんと顕れましし生長の家大神守りませ

 

4.奉齊主神、安置佛等の称号

道場又は集会室に特に顕斎せる主斎神又は安置佛なし。

心に幽齋する主神としては宇宙大生命(みおやのかみ)(その幽之幽なる神として天之御中主神、幽なる神として天照皇大現人神としての天皇)を禮拝す。

宇宙大生命は宏大無辺にしてその仁徳一切に及び一切を包容するが故に各自は先祖伝来の宗教を信じ又は自宅にて如何なる斎神又は安置佛を奉するも差支えなし。

宇宙大生命(みおやのちから)の道を顕揚し、日本の国威を発揚し皇威を顕揚する東道(みちびき)の神として心に幽齋する副神として生長の家大神(古事記日本書紀に顕れたる住吉大神即ち後に盬椎神、仏典に顕れたる釈迦、観世音菩薩及びその応化神基督教の黙示録第一章に顕れたる七つの燈台の点灯者)を禮拝す宇宙大生命は宇宙生命の根本実相にして、宗派に偏らざる哲学的表現を用うれば「生命の實相」なり。

この意味にて道場又は集会室に「生命の實相」又は単に「実相」の掛軸を掲出することあり。

 

5

信者の特異動静

生長の家信者中には同教独特の教理を妄信したる結果、疾病に罹るも医薬を廃して遂に貴重なる生命を失い、若しくは伝性病流行の因を作る等のもの尠からざる模様なるが、特異のもの二,三を掲記すれば次の如くなり。

(イ)

高知県長岡郡田井村中島在住呉服雑貨商 仲之内永保当32歳は熱心なる生長の家信者なる所、本年712日頃突然発熱臥床するに至れるも、医師の診療を拒み其の手当を受けざりし為、妻鶴子(35)は心配の余り翌13日同村式内医師を招聘し強て診断を受けしめたるが、本名は妻再三の慫慂、説得にも拘らず「病は心の影なれば医薬等服用の要なし」とて同医師の与えたる解熱剤の服用を拒み遂には夫婦互いに口論するに至り、妻鶴子が本名の余りの頑迷さに憤慨して「余り判らな過ぎる、薬を飲まぬ位の病人なら大した事はあるまい、歯痒い」云々と叫ぶや、永保は同人を突倒し其の腰部を強蹴する等の暴行をなすに至れり。

然るに妻鶴子は其の後間も無く苦痛を訴え且血尿を見るに至り食慾減退して摂食の都度嘔吐を催す等身体の各部に異状を呈するに至り、同月19日同郡吉野村立診療所澤田医師の診療を受けたるが(724日入院)、病状次第に悪化して81日遂に死亡するに至れり。

而して叙上の事実を探知せる高知県当局にありては内偵の結果、前記鶴子が数年前より婦人科(消渇)に悩み居たるも夫永保が生長の家の教説を妄信して医薬を極度に厭し充分なる手当

を受けしめざりし為慢性化し居たる模様なりと雖も、単なる婦人病が入院加療中斯かる短期間に死亡するが如きは医学上稀有の事に属するのみならず、主治医が死亡原因を心臓麻痺と診断する点及、中之内夫妻互いに病状の急変に不審を抱き、鶴子は永保に対し「貴方が蹴ったからではあるまいか」と繰返し、永保亦医師に対し同様の質問を発したる事実ある等のこと判明するを以て鶴子の死亡は永保の暴行に因るものに非ずとの容疑を以て之が解剖捜査方検察当局の指揮を求むる所ありたるが、所轄検事局より「医師の手当に不都合の点無く又其の他に確証無ければ」との理由を以て捜査打切方指示ありたる為之を中止せり。

 

(ロ)

長崎市松ヶ枝町38番地居住三菱造船所工員道向一蔵数年前生長の家に入信し、爾来其の教説を盲信して「吾々人間は神の子なるを以て絶対病患に冒さるるものにあらず、病気の如きは凡て心の影にして一種の迷いに過ぎず」等の言動に出づる事、屡々なりしが、偶々本年810日頃長女アサコ当18歳が突然発病するや、近隣者、同僚等より「腸チフスなるやも知れざれば速やかに医師の診断を求むる様に」と慫慂したるに拘らず、本名は依然右の如き盲信を捨てず固く医薬を拒否したる為病勢益々悪化するに至れり。

斯くて同月20日頃に至り之を見兼ねたる近隣者一同本名の頑迷を指摘して医療を受ける様熱心に勧告したる結果、漸く同市大浦町木谷医師の診断を求めたる所直ちに真性腸チフスと診定せられ、即日長崎伝染病院に入院せしめたるが、手遅れなりし為同月25日に死亡せり。

 

6

其の他要注意事象

(イ)

北海道網走郡網走町所在生長の家網走誌友相愛会代表者小山内裕は本年915日本部講師日比野友子を招聘して講演会を開催するが、該講演会告知印刷物に日比野を天鈿女命の擬したる記事を掲載せる為、同月28日付発禁処分せられたり。

(ロ)

本部講師小永井顥は本年1018日福島県郡山支部長柏木周蔵方に於ける座談会席上(参集者30名)霊魂不滅に関する生長の家教義を説く為「人は神の子であり人の生命は永遠不滅のものである、人の身体即ち肉体は消滅するが、生命は霊魂となって宇宙に存在するのである、生長の家の教義を体得すれば既に死亡した人の霊と対談し、又其の霊を写真に撮ることも出来るのであって、それは此の手紙竝写真に以て立証出来る」云々と述べ在阪生長の家誌友中村弘治より谷口雅春宛の手紙(霊界人よりの通信を受信せり云々の記述あるもの)を朗読し、又同人の撮影せりと称する所謂霊写真を参会者一同の回覧に供する等、心を誑惑するの所為ありたるを以て、福島県当局にありては直ちに本名を検挙取調の上拘置25日に処する所ありたり。

 

而して右写真の出所に関し大阪府特高課に於いて内偵する結果、大阪竝東京を中心とする心霊科学研究所及之に使用される霊媒の一団ありて種種なる詭計を弄して観衆を瞞着し、多額の財物を騙し取りしつつあること判明、11月中旬以降大阪府に於いて6名、警視庁に於いて4名夫々検挙するが、生長の家に於いては布教手段として従来、屡々霊写真を使用し来れるものにして、叙上福島、大阪、警視庁等に於ける検挙取締は本教に対し影響する所、尠からざりし模様なり。

 

(ハ)

生長の家名古屋教化部にありては本年127日名古屋市中区住吉町中券番事務所樓上に於いて光明思想普及講演竝光明学園児童劇発表会名下に学童利用の布教宣伝為したるが」、体験談発表、児童劇演出は孰れも名古屋市内中小学校在学中の学童(123歳位のもの)を使用し、又其の内容は極めて露骨なる生長の家の宣伝に終始し且劇中に於いて警察官を利用し、或いは谷口を生神様の如くに宣伝し、或いは又医薬の無効不必要を暗示するが如きものにして国民思想教化上特に学童教育上看過し難き状況にありたるを以て、愛知県当局にありては名古屋教化部理事長藤井速水外2名の責任者を特高課に招致して厳重戒飭の上使用脚本を任意廃棄せしむる所ありたり。

内務省警保局「社会運動の状況」-7

内務省警保局 『社会運動の状況』昭和15P415P427

昭和15

5)生長の家の動静

1)概説

生長の家にありては、本年中も引続き各地に於いて講演会、座談会、講習会等を開催して教勢の維持拡大に狂奔せる結果本年末現在に於いて本項末表の如く支部団体454、会員(誌友)約42006名に達する教勢を示すに至れるが、其の布教活動の実情は或いは産報運動の進展に便乗して工場、事業場等への進出を企て、或いは新体制は谷口が既に数年前より唱導し来れる所なりとして新体制運動を教勢拡大の具に利用し、或いは又知名士多数の入会を吹聴し若しくは皇室、宮家等を妄りに布教手段に利用し奉る等極めて狡獪なる手段を弄せるのみならず、這の間屡々医療妨害、風俗壊乱、人心誑惑等の言動に出で警察当局の取締を受けたるもの尠からざる状況にありたり。

尚従来宗教的本質の隠蔽に専念し来たれる本教にありては三月中旬に至り文部当局が本教を宗教結社として取扱うことに方針を決定するや、従来の態度を豹変し遽かに其の宗教性を自認して積極的態度を示すに至れり。

 

生長の家教勢一覧表                (昭和1512月末日)

庁府県別

団体数

信者数

庁府県別

団体数

信者数

北海道

19

1341

埼玉

2

49

警視庁

2

1070

群馬

6

175

京都

7

1983

千葉

4

110

大阪

83

7750

茨城

3

90

神奈川

21

4085

栃木

2

30

兵庫

52

1534

奈良

2

260

長崎

4

1226

三重

7

465

新潟

4

190

愛知

26

4078

静岡

11

895

岡山

12

1464

山梨

5

176

広島

5

631

滋賀

5

260

山口

13

1405

岐阜

9

1517

和歌山

7

186

長野

11

401

徳島

6

500

宮城

6

772

香川

6

363

福島

10

199

愛媛

7

675

岩手

4

207

高知

8

1302

青森

3

107

福岡

21

3355

山形

9

298

大分

12

405

秋田

1

100

佐賀

2

27

福井

6

404

宮崎

3

169

鳥取

4

219

鹿児島

3

230

島根

18

807

 

 

 

合計

団体数   454

信者数  42006

 

2)医療妨害的布教言動例

(イ)

本部講師山崎育雄は本年423日三重県鳥羽町常安寺禅堂に於ける講演会席上「自分は昭和128月応召出征して各所で悪戦苦闘し帰還前アミ-バ-赤痢に罹り非常に苦しんだ、熱は389度もあったが自分は神の子であるとの信念で病気を癒そうと決心し軍医の下さる薬を飲まずに皆捨てて了ったが間もなく全快した」云々と医薬の不必要を暗示するが如き講演をなせり。

 

(ロ)福岡市古小路在住地方講師林田平次は本年510日夜同市西中州所在県公会堂に於ける講演会席上「小児麻痺でも甘露の法雨を読めば全治が早くなることは既に認められている、浅野と云う人の子供が胃腸を患って居られた、或日電車の中で自分は神の子である、病気は無い筈である、必ず治して見せると決意したのであります、(中略)それ以来急に病勢が良くなり全治しました、その後は如何なる病気になっても全然医薬は使用していない、」云々の講述をなし警察当局より戒飭せらる。

 

(ハ)

福岡市在住地方講師高山満(福岡夜間中学校長)は本年825日佐賀市本庄町所在生長の家誌友相愛会佐賀支部長平松嘉久蔵方に於ける講演会に臨み「私は昨日生長の家信者と対談中突然人事不詳に陥り家族も誌友も周章狼狽したが、妻が神想観と甘露の法雨をお唱えしたので元気を回復した、この場合若し生長の家信者でなかったら早速医者を呼び注射をするか、服薬せしめたでしょうが、私達生長の家を信仰する者はそんな馬鹿な事はしない、私は假令死んでも注射や服薬はせぬと覚悟しています、病気を治そうと思う者や、病気に罹るまいと思う者は生長の家信者となり生命の實相を読むことが必要である」云々の言動をなせり。

 

(ニ)

本部講師荒井英太郎は本年1112日呉市北迫町佛通寺に於ける講演席上「去年729日四ツ橋の道場に綺麗な奥さんが来て胃下垂で27年間も苦しみ何をしても癒らないと云って来た、胃袋は誰でも下るのである、医者に行くと『うどん粉』の様なものを呑ませて『レントゲン』にかけるが、あれは『うどん粉』ではない金属製のものである、それを呑ませて胃の下った所を『レントゲン』にとるから胃下垂の様に見えるのであって決して胃下垂なんてあるものではない」云々の講述をなし且個人指導に際しても生長の家特異の病理観に基づきて之をなし医療の無効を暗示するが如き講述をなせり。

 

(ホ)

佐賀市本庄町在住生長の家誌友相愛会佐賀支部長平松嘉久蔵は本年1217日病患相談の為来訪せる同市在住内溝サト外3名の婦女に対し「種痘は痘瘡予防の為には良いが体質を弱める、近年肺結核の多いのはこの種痘の結果である」云々と述べて入信を勧誘せり。

佐賀県当局に於いては右言動が人心惑乱の虞あるに鑑み科料10円に処し厳戒を加える所ありたり。

 

3)風俗壊乱的布教言動例

生長の家本部主幹者谷口雅春は本年4月5日和歌山市公会堂に於ける講演会に臨み「ひとすじの道」と題して大要「陰電陽電があっても其の合致する所がなければ電気にならぬと同様に夫と妻があっても合致をみずして夫婦とはならぬ、妻は常に夫の意の儘に尽くさなければならぬ、妻が夫の獣欲の犠牲であるとて夫から逃げ廻っていては陰電と陽電がある尤では電気の成立がないのと同じである。

吉岡と云う人は切開手術をせねばならぬと云う子宮病であったのが生長の家で説く夫婦調和の真理を実行したためその翌日に全快した」云々の講述をなす所ありたるが、常時同行せる谷口の妻輝子も「心の影」と題し卑猥なる用語を以て講演をなしたり。

 

右の外講師、誌友等の言動には風俗壊乱の惧あるもの尠からず。

殊に本部講師小永井顥が9月3日岩国市木町倶楽部に於いてなしたる講演内容の如き、新宮市在住「新宮誌友相愛会」主幹大越照子が9月19日誌友数名に対して為したる言動の如きは極めて低劣野卑、聞くに耐えざるものにして関係府県当局に於いては夫々取締を加える所ありたり。

 

4)宗教団体法施行に伴う動静

生長の家にありては従来宗教に非ざる旨頻りに強調し来れるが、本年3月中旬頃に至り文部当局が之を宗教結社として取扱うことと為すや同教関係者等にありては従来の態度を豹変して「生長の家は本来宗教なるが、政府が之を宗教として認めるか否かが疑問なりし為今迄教化団体を標榜し来れるなり」と為し以て従来「生長の家は宗教に非ず」と頻りに強調宣伝し来れる真意の那辺に在りしかを自ら表白せるのみならず、「文部省より生長の家こそ最も新しき理想宗教なりとの折紙を附けられたり」、「政府当局に於いては、生長の家は他に類例なき立派な宗教なりとて賞揚し之を公認せられたり」云々の如く吹聴宣伝すると共に「斯くの如く政府から折紙を附けられた生長の家であるから今後は決して臆することなく誌友を勧誘せられ度い」、「今後は官憲の束縛干渉を受けなくてもよい理想的宗教となったのであるから誰にも遠慮気兼ねせず聖典を読んで貰い度い」等々の如く、遽かに其の宗教性を自認して積極的態度を示すに至れり。

 

叙上に依り略々推察し得るが如く、本教が従来宗教的本質の隠蔽に専念し来れる所以のものは、一に国体明徴運動の徹底に伴う国体観念の昂揚若しくは相踵ぐ邪教検挙に基ずく一般大衆の新興宗教に対する警戒的意図を忖度し之に迎合すると共に、宗教的色彩の露呈に因る当局の注視を回避せんとしたるに過ぎざりしものの如く、従って宗教結社届出後に於いては一層事端の発生の防止に努むる所ありたり。

 

而して其の後84日乃至10日、及93日乃至7日に二回に亘り滋賀県下延暦寺宿院講堂に於いて、生長の家指導者講習会を開催し(受講者第一回562名、第二回611名)其の間生長の家本部公認地方交換講師資格考査を施行したるが、(受験者第一回60名、第二回40名)右考査の筆答試験問題は後記(1)の如く、又体験談の発表に依り話術の実地試験を施行せり。

更に本部主幹者谷口雅春は右試験施行前後に於いて受験者に対し後記(2)、(3)の如き講和を為したるが、右は叙上試験問題と共に谷口が如何に不敬、医療妨害、財物搾取等の事端発生の防止に苦慮しつつも自己の尊厳を誇示し、且病理に関する特異の教説を宣布せんことに狂奔しつつあるかを表白せるものと謂い得べく注目を要するものありたり。

 

尚本教団が3月下旬提出せる宗教結社届の要点を摘出掲記すれば(4)の如くなり。

 

後記(1

生長の家本部公認地方交換講師資格考査筆答試験問題

1.次の言葉に若し間違いがあったら訂正して下さい

 1.先生に御裁可を受けました

 2.本部へ献上いたしたいのです

 3.先生に御拝謁の上申上げべく候

 4.聖体御長養願上候

 5.先生に御裁決を乞います

 

2.光明思想普及するに当たり遠方より招きに応ずる場合の旅費等は誰が支弁するのがよろしきか、又貴方はどうしますか

 

3.旅費として頂いた金額が旅費以上に多額であったり、指導せる人より謝礼その他の名儀にて金品を受ける時その金は如何に物は如何に処分するが宜敷きか又貴方ならばどうしますか

 

4.職業収入恒産も無く恩給も無きに不拘光明思想普及したき人あり、普及して居るうちに謝礼が集まり来れり、それに依って生活する内に生長の家は商売主義だと云う悪評が立ったとしますと、その人は如何にして社界の誤解を解くが宜しきか

 

5.生長の家の教えによって病気が治る原理の要点を簡単に箇条書きに列記して下さい

 

6.生長の家で病気が治るのが何故欠点ですか

 

7.左の言葉に振り仮名を附しその知れる處をなるべく詳しくお書きなさい

 a.現人神

 b.応現自在

 c.法雨自然

 d.行雲流水

 e.ヅエソテリニ?

 f.アブラハム

 g.マグナッセン

 h.ユング

 i.悟り

 j.背水の陣

 k.因縁

 l.見性

 m.聖霊

 n.神聖受胎

 

8.「立ち向かう人の心は鏡なり、己が姿を映してや見ん」と云う歌は誰の歌ですか

 

9.姉婿に貞操を犯されたる婦人妊娠して産み落としたる娘を人に与えて自分は一切を秘密にして結婚せり、此の婦人常に此の娘の事が気懸りとなりて心配せし処、近頃此の娘が難病に罹っているという、何病ですか

 

10.猫を見ると喘息が起こる婦人があります、その原因をお当て下さい

 

11.何故生長の家は宗教結社であり、宗教団体とどう違うのですか、財団法人と宗教結社とはどちらが自由ですか

 

12.或る人の子供が重病です。母親は生長の家誌友で父親は反対です、母親から「薬を飲ませずに本部へ通わせたい」と相談を受けました、貴方はどう返事しますか

 

後記(2

谷口雅春講和要旨(考査施行前為したるもの)

前略…今度本部選定講師を他の宗教団体に於ける布教師と同様文部省に届出せねばならなくなり、今回講習に参加された皆様の中で講師を希望して居らるる方から選定する考えである。

講師志望の方が注意して頂き度いのは、医療妨害にならぬ事、又私を尊敬する余り不敬に常る語句を使用することの無い様にして頂き度いのである。

如何なる事が医療行為妨害になり、療術行為取締規則に触れるかは私の話の中で皆様に屡々申し上げて居るので、充分御存知の事と思うが生長の家では心の煩悶を病気の根本とするのであるが、決して医療を排斥するのでないことを克く認識して頂き度いのである。

又不敬事件は如何に過去の類似宗教を破滅に導いたかは之又御存知のことと思う。

今回の試験の問題は難しいと思われる点もあるが私の著書を大体読んで下さって居る人には

安易に判ることと思う。以上の点を世の誤解を受けない様に充分注意して頂き度い。

 

後記(3

谷口雅春講和要旨(考査施行後為したるもの)

生長の家の教、光明思想の普及に精進せらるる皆様は」、生長の家は決して医療を排撃するものでは無い事に注意して頂き度いのである。

医療は医療で受けて宜いのであって生長の家では猶それ以上、心を癒すのである。医療を受けさせない様にしたり、病者に手に触れたりすると医療行為取締規則に触れる處があって、誤解を招く基となる故、克く御注意を願い度い。

次に生長の家の教を病人に適用する場合は自分が来たら病気は必ず癒えるものだと云う確信を与える様にする事で、斯くなれば病人は非常に信仰的になり精神的病を克服する勇気が出て来るのである。

…中略…我の脳溢血等の病気に罹る処があり、凡て頭に現れるのは我が強い事から起る病気なのである、故に我を捨てれば病気は自ら癒えるのである…中略…皮膚の病気は主として財産上の争いの結果現れるものであり、月経の不順その他花柳病の如きは男女間の燗れた肉体の交渉に依って起るものである。

肺病に依る喀血、吐血、痔瘻に依る出血等は人間に与えられた、エネルギ-を拒否するからであって、神の恵みを排泄するから起るものである、又左翼其の他の人に喀血をやる人が概して多いのは人を裁き、社会を裁くから起るのである。

斯う云う人はもっと大きい心を持つ様にせねばならない。糖尿病の人は食物が贅沢だから起る、喘息等は夫婦間の葛藤から起るのであります脱腸等は心の緩み等から起るのである。

 

内務省警保局「社会運動の状況」-6

内務省警保局 『社会運動の状況』昭和14P1129P1135

昭和14

2)生長の家

①概説

「生長の家」にありては、本年中も引続き各地に於いて旺に講演会、講習会、座談会、研究会等を開催し、或いは機関紙其の他各種の宣伝印刷物を頒布する等の外、満支方面に対する布教活動の機関として「生長の家東亜同和会」を結成(58日於大阪)し、又各地方誌友相愛会を改組して新たに「生長の家教化部」を設置し、或いは又軍歌、流行歌を模倣せる替歌を作成頒布して宣伝に努める等、相当活発なる運動を展開したる結果、本年末現在に於いて本項末表の如く、支部団体416、会員(誌友)約37800名に達する教勢を示すに至りたるが、其の布教活動の実情は終始自派教勢の維持拡大にのみ専念狂奔したるの観ありて、銃後後援其の他の時局活動には何等実績に見るべきもの無く、又常に本教特有の極端なる唯心主義思想に基づく超論理的教説を宣布し、屡々反時局的言辞を弄して警察当局の取締を受け、(別記参照)或いは医療妨害、人心惑乱、風俗壊乱等の言動に出で、警告其の他の処分を受けたる者も尠からざる実情にありたり。

而して叙上の如き本教団の邪教的動向は、漸く教外識者の顰蹙を招くに至りて之を非難攻撃する者漸次多きを加えるに至れるが、之に対し教団側にありては故らに「生長の家は宗教に非ず」と宣伝し、又は高官名士の入信、軍部の後援等を云為し以て右攻撃運動に備えつつあるの状況にあり。

 

別記 生長の家関係者の要注意言動例

庁府県

言動者

言動要旨

措置

群馬

 

生長の家講師

奥原俊道

最近経済統制が強化されて兎も角中小商工業者を圧迫するの結果となって居るが之は法規を設定する人達が生長の家の真理から離れた偏頗な観念で仕事をして居るからである。

 

愛知

生長の家本部

主幹者

谷口雅春

近頃結核患者を治すにベッドの上に安静させて治す方法が講ぜられて居り、先日も是等患者の為に御内幣金2千万円が下賜されたと新聞に報じて居るが、ベッドで治ったのはベッドを離れると再発するものだ、現在沢山の戦傷病軍人が送還されて来て居るが、是等に対し余り同情すると甘える心が起り却々治らぬ。

戒飭

山梨

甲府誌友相愛会

幹事

石原勘五郎

厚生省あたりが国民の体位向上を叫んで居るが、根本精神を謝って居るから駄目だ、ラジオ体操、国民体操等と宣伝してもあんなものは何にもならぬ。

運動で長生きが出来、医者で病気が治るなら高位高官の人達が早逝される訳は無いと思う、今上陛下も御身体が御弱いようだ、先日両陛下お揃いで葉山へ御行啓された時なぞ、皇后陛下や侍従の方はチャンと自動車に召されて居られたが 天皇陛下は御身体を横にして居られた、傍で奉拝して居た人の話に依るとものの1時間もチャンとしては居られないそうだ、先年甲府の岡井判事は宮内庁に行って陛下を御健康にする為生長の家を御薦めする様に進言したが聴き入れなかった。

厳戒

岐阜

生長の家地方講師

日比野友子

私の特別親しくして居る誌友は、警察官に追われている賭博現行犯人を自宅の押入れに隠してやり警察官に訊ねられても居ないと頑張り完全に隠してやった、之は麗しい人情の発露で、釈迦キリストも肯定している。

言動者及主催者に対して注意

長野

 

 

 

生長の家誌友

土橋安治

 

 

近く厚生省の計画で各府県に結核療養所が設置されるらしいが、結核は精神方面の病気であるから治療すればする程重くなり入院は死にに行く様なもので、療養所が増す毎に結核死亡者は増大する。

 

 

高知

生長の家本部理事長

(陸軍主計中将)

辻村楠造

 

日本の皇室には外国人の血が混じって居る。神功皇后より9代前の方は朝鮮の貴族であり、桓武天皇の御母方は支那人であります。

 

厳戒の上始末書を徴す

福岡

生長の家巡回講師

林田平次

福岡の陸軍病院に白衣の勇士を訪問して講演して来たが、傷病軍人はみんな「俺達は名誉の戦傷病者で、銃後国民の為に斯んな目に遭ったんだから銃後の諸君は尊敬せよ」と威張っている、斯んな気持では治らないので、生長の家の教えを説いて聞かせた処、非常に感激して居た、あの模様では長期入院を要する者も茲2.3日中には大半退院するだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

生長の家教勢一覧表

本部   東京市赤坂區檜町4(昭101102

開教 昭和53

  於兵庫県武庫郡住吉村

教信徒数  37706

生長の家 

総  裁      谷口雅春

理事長       辻村楠造

副理事長     秋田重孝

理事        金光邦三

理事        宇山熊太郎

理事        中島與一

理事        杉本恒子

総務部長     清都理明

企画部長     秋田重孝

会計部長     中神 学

教化部長     中島與一

編集部長     岡田 昇

教育部長     矢野酉造

工場部長     栗原保介

婦人部長     松本恒子

学術思想研究部長   瀧 嘉三郎

速記部長     清都理明

写真部長     清都理明

家庭光明寮寮長谷口輝子

主事        瀧内秀綱

寮母        宮 信子

学生寮長     秋田重孝

寮母        古川恵偉子

東亜同和会理事長  宇山熊太郎

株式会社光明思想普及会

           服部仁三郎

常務取締役   辻村彦次郎

常務取締役   原田民治

取締役    巽 忠蔵

取締役    西村辰五郎

取締役    山本慶治

監査役    石津又一郎

監査役    湯澤睦男

監査役    伊東義啓

監査役    山上新太郎

 

庁府県名    誌友相愛会           団体数        会員数

        白鳩会   その他支部    

北海道    函館誌友相愛会連合会            外 18         1287

警視庁    生長の家本部                外 34         2693

京 都    生長の家京都誌友相愛会本部      外 10         1851

大 阪    生長の家近畿教化部          外 63         7207

神奈川    生長の家横浜誌友会連合会       外 19         1049

兵 庫    生長の家神戸教化部          外 23         2899

長 崎    光明思想普及会佐世保支部     外  3         1204

新 潟    生長の家新潟誌友相愛会     外  3          190

埼 玉    光明思想普及会粕壁支部      外  2           64

群 馬    生長の家前橋支部         外  5          137

千 葉    生長の家房総誌友会        外  2           78

茨 城    生長の家水戸誌友相愛会      外  1           70

栃 木    生長の家栃木誌友相愛会     外  1           30

奈 良    生長の家奈良誌友相愛会      外  1          255

三 重    生長の家津誌友相愛会       外  6          215

愛 知    生長の家東海誌友相愛会     外 18         3766

静 岡    生長の家浜松教化部        外 10          590

山 梨    生長の家白井河原誌友会      外  4          176

滋 賀    生長の家長浜支部         外  3          146

岐 阜    生長の家岐阜誌友連合会      外  6          817

長 野     生長の家長野誌友相愛会      外  7          158

宮 城    生長の家仙台誌友連合会      外  1          200

福 島    光明思想普及会中村支部      外  5           87

岩 手    生長の家釜石鈴子誌友相愛会    外  3          207

青 森    生長の家青森誌友相愛会      外  2          107

山 形    生長の家誌友会鶴岡支部      外  7          204

秋 田    生長の家                           30

福 井    生長の家福井誌友会        外  3          216

石 川    生長の家誌友相愛会金沢連合会   外  1          615

富 山    生長の家高岡誌友相愛会      外  2          242

鳥 取    生長の家相愛会         外  3          189

島 根    生長の家山陰誌友連合会      外 16          659

岡 山    生長の家岡山中央誌友相愛会    外  9          611

広 島    生長の家呉誌友会(白鳩会)    外  5          870

山 口    生長の家山口誌友相愛会      外 10         1542

千 葉    生長の家房総誌友会        外  2           64

和歌山    生長の家有田支部        外  5          401

徳 島    生長の家徳島誌友相愛会      外  2          331

香 川    生長の家高松誌友相愛会     外  5          401

愛 媛    生長の家松山誌友相愛会      外  4          446

高 知    生長の家高知誌友相愛会      外  8           1311

福 岡    生長の家福岡誌友会       外 21         3396

大 分    生長の家白杵誌友相愛会      外  4          158

佐 賀    光明思想普及会杵島支部      外  1           27

熊 本    生長の家熊本教化部        外  4          289

宮 崎    生長の家都城誌友相愛会     外  5          153

鹿児島    生長の家鹿児島誌友会       外  2          156

沖 縄    生長の家沖縄誌友相愛会      外  2          106

 

 

2)医療妨害的布教活動

「生長の家」にありては、極端なる唯心主義思想に基ずく特異の病理観に発足して、「人間の肉体は想念の影にすぎざれば、精神作用如何に依り左右せらる」、「人は神の子にして神は此の世に病気を造らざりしものなれば、病気は本来存在するものに非ず、唯在るが如く見る心の迷いなり」云々と説き、又は「言葉は健康を左右す故に善き言葉の雑誌『生長の家』を読めば、肉体の健康状態一変し不治の病も全快す」と主張する等、常に超理論的教説を宣布しつつあるが、這間屡々医薬の無効を強調して医療を妨害するが如き言動に出づる者も尠からざる模様にして、本年中に於ける具体的事例の中主なるものを掲記すれば別記(1)の如くなり。

 

而して本教団に於いて宣布吹聴しつつある叙上病理観の如何に無稽にして牽強附会のものなるかを窺う為、一部誌友間に「虎の巻」として珍重せられ居る所謂「生長の家病原録」の内容の一部を摘録すれば別記(2)の如くなるが、該病原録は去る昭和115月頃谷口雅春が本部に於いて口述せる所を輯録せるもののごとく、百数十種の疾病に対する原因竝に其の治病方法を述べ、而も風俗壊乱の惧れある語句隋所に散見せらるものなり。

尚本教団刊行物たる「生命の實相」第二巻(谷口雅春著昭和14625日発行)は内容中に医療妨害、人心惑乱等安寧を害するものありたる為、718日附削除処分せられたり。

(『生命の實相』菊装版第二巻)山田記す

 

別記(1)生長の家関係者の医療妨害的言動事例

(イ)

本部講師吉田國太郎は、57日神奈川県小田原町新名女学校に於ける講演会席上、聴衆との間に概略次の如き質疑応答を為し神奈川県当局より警告せらる。

問  吾々は病気をしないと言われたが、然らばコレラ菌を飲んだ場合何うなるか。

答  病気になりません、何故ならば、人は神の子であり完全無欠であるから、此方に悪い心の無い、コレラ菌を飲んで病気になるのは吾れ神の子なりと云う事を見出せないからだ。

 

(ロ)

本部員 中神 学は、426日夜山梨県東八代郡白井河原町公会堂に於いて開催せる講演会席上、「或る半身不随の人が、如何にしたら治るかと云うて来たので、その顔を見るとこれまで妻君を泣かして来た事がありあり見えるので、『半身不随は女を現すのである、本当に此の病気を治したいなら奥様を拝みなさい』と教えてやった、すると其の男は妻君を拝んだ処忽ち全快したとて謝礼に来た」、「肺病の如きは薬では治らぬ、或る医学博士は生長の家の先生に来て貰って患者に話を聴かせ度い、月給は幾らでも出すから病院へ駐在して貰い度いと申し込んで来た」、「或人の子供が火傷した時、薬をつけた処薬のつかぬ所は直ぐ治ったが、薬をつけた所は却々治らなかった、それを私が思念してやったら忽ち全快した、之は夫婦仲が悪いので湯が火花となって子供に当たったのである。それ故夫婦が仲良くしたらその火傷が治ったのである」云々の講述を為し山梨県当局より注意せられたり。

 

(ハ)

生長の家本部主幹者谷口雅春は、104日岡崎市岡崎劇場に於ける講演会に於いて、次の如き講述を為せり。

「生長の家では病気の姿が現れると有難いと思うのであります、若し肺病で喀血したならばそれは血を吐く様な思を持って居たので、それが形の上に現れたのだから、その思が消えれば病気は治るのですから少しも悲観することなく、却って有難いと主は思はなければならぬのであります」。

 

(ニ)

生長の家地方講師林田平治は、99日福岡県下に於ける講演会席上、「自分は薬科大学を出た医者であり、薬剤師であるが、その私が生長の家に入って居るのだから生長の家で病気の治る事間違い無である。

私は生長の家の教に依って跛の人を数名治してやった事があり、又眼病で6か月も大学病院に入院して治らなかった人を立ち所に治してやった、最近では急に言葉が出なくなり唖になってしまった神職に対し、生長の家の教を説き聞かせた処、スラスラ言葉が出る様になった」云々の講述を為したるが、福岡県当局に於いて調査の結果、「本名は医師に非ずして医師なりと詐称したるのみならず、右治病事実の如きも、神経痛の為歩行稍々困難となりたるものを跛と称し、近視眼を盲目となし、口腔に歯を生じ精神的失望の結果物言えざる状態に至りたるを大学病院に赴かしめ、抜歯せしめたるを前記の如く吹聴せる等、全く事実を誇張せるもの」なる事判明せる為厳重

戒飭する所ありたり。

 

別記(2

生長の家病原録

神経痛

神経痛のように注射を要する病にかかる人は「針で突く」心を持っているのである。

幽門狭窄症

金銭の出し惜しみをする人がかかりやすい。

脚気

先祖の不満足、親の不満足から起る、先祖の場合は「甘露の方雨」にて其の霊を祀り、親の場合は他郷に在る時は、手紙を度々出し、親を慰める事。

唖、盲

是は前世の業に因るもの、真理の教を抑えたもの、正しき真理を見まいとした前世の業、之は大方癒りにくい、聖典、聖経を読む人の念波によりて癒る事あり。

半身不随

面の皮の厚い、一方には親切で一方には不親切な、即ち片手薄な人に起る、此れは妾持に多い。

狂犬病

狂犬病にかまるる人は自分が噛付く心を持っているからで、自動車に衝突したり、歩行中転倒して鼻柱を打つ人は、人と衝突する人で此の心を捨て、ゆったりした心にならねばならぬ。

尿道狭窄症

小便の出なくなる尿道狭窄症は、出す事を嫌う人、ケチンボの人、言い度い事を言わぬ人がかかる、水道の栓を抜いて水の出るのを見て此の病気を治した例あり。


座ると居づらい、会社にも居づらい人、家庭にも居づらい人、心の汚い人、善き言葉、愛に満ちた言葉の出ない人、突刺す言葉を出す人に出る。

心臓病

恐れるとき起る、慢性恐怖症を去るべし「貴下の心臓病は彼方で預かった」の唯一言で、息切れが治り遂に全快した人がある。

トラホ-ム

瞼の裏に粟粒の様なブツブツの出来るもので、物を見たらブツブツの心を持つ人に起る。


歩かない心、挺でも動かぬ心、顎で人を使う心のあらわれ。

 

3)風俗壊乱的布教言動

「生長の家」に於ける風俗壊乱的布教言動は、前叙医療妨害的言動と共に最も注目すべき弊害の一にして、教外よりの非難排撃の目標も亦一部茲に向けられて居るn実情なるが、右は単に一部地方講師又は誌友等の言動に現れたる言動に留まらず、本部主幹谷口雅春著述に係る講習会テキスト(例之大日本言霊学略解の如き)中にすら斯かる字旬の存するありて、警察取締上相当注意を要するものあるやに認められる。

内務省警保局「社会運動の状況」-5

内務省警保局 『社会運動の状況』昭和13P1091P1093

昭和13

2)生長の家

①運動状況

「生長の家」の本年度中に於ける運動状況を概観するに、本教団にありては専ら自派教勢の維持拡充にのみ専念して諸他の公共的、国家的事業運動を顧慮するの遑なきものの如く、銃後後援其の他の時局活動には何等の実績を示す所なかりしに不拘、自教宣伝の為にする諸運動に至りては相当活発且つ積極的に行動する所ありたり。

即ち其の一班を示せば先ず14日以降一週間に亘り本部見眞道場に於いて第16回講習会を開催したるを始めとして、爾来屡々全国各地の講演会、講習会、座談会、研究会等を開催して誌友獲得竝其の結束強化に努め、或は機関紙「光明の音信」1万8千部を全国各小学校に無償頒布(1月下旬)して教職員の獲得を策し、又は全国無医村を目標とする誌友獲得を計画して貴族院議員川村鐡太郎等の推薦状及宣伝用パンフレット「生命の實相」を当該各村長宛」無償頒布(6月下旬)する等のことありたる外、引続き新聞雑誌等に相当誇大の宣伝広告を為して読者誌友の誘引に努むる等相当活発なる運動を試みる所ありたり。

而して這間募財の方面に於いても亦之を閑却することなく、叙上の講習会、講演会の開催に当たりては相当多額の聴講料、入場料を徴し、又特殊の宣伝頒布の外は誌友等に頒布する各種宣伝印刷物も概ね有償販売を原則とする等の方法を執り来れるが、該方法は却って所謂迷蒙誌友等に逆作用して毎回の講習、講演会は予定数を超過し、又各種出版物類は假令宣伝用のものと雖も相当の売行を示しつつある模様なり。

更に地方に於ける誌友等の動静は常に谷口を神格視して其の実験奇跡を吹聴し、或いは高官名士の入信援助を云為して教勢拡大に狂奔しつつある状況にあるが、這間「生長の家」教説を妄信するの結果或いは医療を妨害し、又は人心を誑惑する等の虞ある言説を弄し、更に又教勢を誇称せんとして畏くも皇室皇族の御事に言及する等のことある等注目すべき事象をも見つつある実情なり。

 

②特異の言動調

叙上生長の家の動向を窺知する為、各地誌友等が其の布教活動中に漏露せる要注意言動の主要なるものを摘出し、之を表示すれば概ね左の如く相当留意を要するものあるを見たり。

 

生長の家幹部、誌友等

庁府県

言(行)動者

言(行)動要旨

警視庁

東京市赤坂区檜町四 生長の家本部

14日より1週間に亘り本部見眞道場に於いて、第16回新年講習会(受講料金12円)を開催したるが、従前に比し受講者少なく(258名)之が為地方出席者の期待を裏切るに至らん事を憂慮せる結果特に出席簿を作成して本部全職員(90名)の出席を強要し、以て盛況を偽装する所ありたるが、是等本部員は殆ど谷口の講演を問題とせず毎講習最後に実施せる所謂神想観の開始に当たりては恰も遁走するが如く早退する者続出せり。

奈良

生長の家主宰者

谷口雅春

46

44日奈良市県公会堂に於ける講演会(聴衆約600名)席上「薬は決して病気を癒すものでは無く、唯病人の気休めに過ぎない、生長の家では家族治療と称して病気を癒して居るがそれは病気は不調和より生ずる罪業に起因するものだからである。或る熱心な誌友があり此の人は既に400人以上の病気を治した程の人だが未だ自分等夫婦の調和が円滑でなかったため、到頭大切な子供が惹きつけて一時息を引取って了った事があるが、私は私の書いた「生命の實相」で治して上げた事がある・・・・」と講演せり。

富山

高岡誌友相愛会会員 高田外三

5月下旬所轄署員に対し「今度の戦争(支那事変)は、日本の人口過剰に因って生ずる諸問題を解決する為、其の活路を大陸に求めたものであるが同色人種然も隣邦支那と事を構へるのは良い事ではない・・・・・」云々の言辞を洩らす。

岡山

生長の家講師

金子三十里

63日夜岡山県下に於ける講演会(聴衆約200名)に於いて「・・・

岡山のフセさんは 皇太后陛下に単独拝閲を賜った際、生長の家の真理を申し上げられ、尚女官長や女官の方に迄生長の家の事を申上げて置かれたそうであるから、何れは 皇后陛下 進んで 天皇陛下の上聞に達することと拝察せらる」と講演す。

鳥取

 

生長の家鳥取支部長 北村栄一

913日に所轄署員に対し「天皇陛下は宇宙の絶対神であらせられるが、我々は此の宇宙絶対神を信仰の対象としている・・・・

生長の家谷口雅春は宇宙絶対神よりの神示を霊感され書物を書き講演をされるのであって、その霊感に依って書かれた経典『甘露の法雨』は人生を一切の不幸から隔離するものである。

『甘露の法雨』を所持して出征した者で戦死したものは全国で一人も無いし負傷したものはあるが、之は神の思召に依り一時休養を命ぜられたもので、直ぐ癒るのである。此の事は一見不思議に見えるが、生長の家本部から『甘露の法雨』所持者に対しては絶えず或る種の思念が送られているからである。我々は出征者のある時は『喜んで死んで忠魂となれ」とは云わない、常に『人は神の子であるから生きて還れ』と激励している」との言辞を洩らす。

高知

 

 

 

 

 

 

生長の家本部工場部次長

有留弘泰

 

 

 

 

51日夜土佐高等女学校に於ける講演会(聴衆約270名)席上「・・・・我国に於いては天照大神を天祖、天皇陛下を天主、歴代皇孫を天孫と称し奉って居る、之を唯物的に考えると別々の如くでであるが精神的に考えると一である。天皇陛下は現人神であられ身長が5尺幾寸かで、体重は十何貫匁かの御体と拝しているが、本当の現人神様は宇宙の神様であり吾等を慈しまれている」旨の講演をなす。

宮崎

光明思想普及会取締役

巽 忠蔵

112日夜宮崎市に於ける講演会(聴衆約150名)に於いて「勝たずば生きて還らじと」と云う軍歌があり今や多くの兵士が死んで来ますと云って出征して居るが之は間違って居る「自分は『必勝生還』と言う事が本当であると思う」と講演す。

 

 

 

内務省警保局「社会運動の状況」-4

北海道   生長の家札幌支部            ‥昭11712 ―地崎喜太郎 ‥170

      外2支部                         37

      函館誌友相愛会連合会    ‥昭050327―高橋祥介  ‥400

      函館誌友相愛会杉並支部   ‥昭050327―清都理之  ‥120

      外3支部                         195

      留萌誌友相愛会      ‥昭050304―重泉正雄   ‥40

      旭川誌友相愛会      ‥昭110108―立川繁一   ‥20

      野付牛誌友相愛会     ‥昭1107  ―寿原常次郎  ‥30     

      網走誌友相愛会      ‥昭100710―居串榮治   ‥9

 

 

東京     寺島誌友相愛会     ‥昭100128 ―桂 角太郎  ‥38

       外103誌友相愛会                    ‥4852

 

京都     京都誌友相愛会本部    ‥昭09・―小木寅太郎 ‥2500

       外103支部        ‥昭0904   ―大江憲二  ‥866

       京都誌友相愛会連合会   ‥昭090227  ―小木寅太郎 ‥2500

       伏見支部深草出張所    ‥昭130106 ―松本宇之助 ‥30

 

大阪     大阪誌友相愛会連合会    ‥昭110110 ―塚田忠五郎‥3000

       守口誌友相愛会       ‥昭05     ―上林茂二 ‥15

       外46誌友相愛会                     ‥1749

       堺見眞道場         ‥昭101001 ―山本祐嗣 ‥100

 

神奈川    横浜誌友会連合会     ‥昭090801  ―高橋綏次郎‥332

       中央有誌会        ‥昭110301  ―川北林吾 ‥40

       藤沢誌友相愛会      ‥昭120124 ―朝比奈正一 ‥2 

       桜ケ丘誌友会       ‥昭090801  ―高橋綏次郎‥47

       外18誌友相愛会                     ‥648

 

兵庫     龍野教化部        ‥昭0909   ―欠員    ‥6

       神戸教化部        ‥昭100829―直江平十郎 ‥1555

       川東誌友会        ‥昭060817 ―瀧本金太郎 ‥45

       外24誌友会支部                                   ‥908

 

長崎     光明思想普及会長崎支部     ‥昭10715 ―森 勝輝  ‥400

       外2支部                         ‥295

       島原光実会         ‥昭130720 ―森 公成 ‥20

 

新潟     長岡誌友相愛会             ‥昭1203   ―鴻島ツナ  ‥40

       柏崎誌友会           ‥昭120527 ―新田潔   ‥10

       新津支部誌友相愛会        ‥昭11708  ―本間政一  ‥70

       新潟誌友相愛会             ‥昭100101 ―須賀田與八 ‥70

 

埼玉     光明思想普及会浦和支部     ‥昭100401―伊藤 和  ‥35

       外2支部                         50

       川越支部                ‥昭110818 ―西川政子  ‥50

 

       熊谷市誌友会              ‥昭11727 ―中澤保太郎 ‥13

       相原誌友会         ‥昭090301 ―相原欣一 ‥30

 

群馬     総社支部                ‥昭0909   ―福島 博  ‥30

         外3支部                              ‥105

       館林誌友相愛会             ‥昭0909   ―川田あい  ‥8

       徳林相愛会               ‥昭090920 ―前原孫六 ‥3

 

千葉     南総誌友会               ‥昭111110 ―豊田 秀 ‥14

       房総誌友会               ‥昭101122 ―松崎武雄 ‥50

       光明思想普及会東総支部   ‥昭1012     ―山中常吉 ‥20

 

茨城     水戸誌友相愛会             ‥昭110405 ―工藤寛次郎‥40

       多賀誌友相愛会             ‥昭110405 ―吉田幸一 ‥200

 

栃木     栃木誌友相愛会支部          ‥昭110325 ―植竹正二 ‥20

       鬼怒川相愛会支部            ‥昭110120 ―柳本 渉 ‥5

 

奈良     奈良誌友相愛会             ‥昭0503   ―平野初造 ‥230

       郡山支部                ‥昭101208 ―平井保三 ‥25

 

三重     松坂誌友相愛会          ‥昭100810 ―加藤精一 ‥11

       外2誌友相愛会                           ‥46

       伊賀誌友相愛会             ‥昭110110 ―杉山鐡之助‥34

       外2誌友相愛会                           ‥47

 

愛知     東海誌友連合会          ‥昭120429 ―柴田藤太 ‥1600

       豊橋支部            ‥昭100130 ―中西武雄 ‥130

       安城誌友相愛会         ‥昭110318 ―平松計司 ‥50

       岡崎誌友相愛会         ‥昭120910 ―小島 博 ‥100

       生長の家教育連盟中京支部  ‥昭1104   ―大崎千代子‥50

       光明思想普及会名古屋北山支部 ‥昭1004   ―柴田藤太 ‥56

       外8支部                           ‥1453

 

静岡     合掌の家          ‥昭1007   ―中島喜七郎‥50

       光明思想普及会静岡支部   ‥昭100701 ―竹中秀吉 ‥130

       生長の家富士誌友相愛会   ‥昭100720 ―和田佐太郎‥45

       外4誌友相愛会                      ‥105

       生長の家浜松支部      ‥昭1012   ―花井陽三郎‥350

       生長の家駿遠支部      ‥昭1012   ―渡邊庄次郎‥32

 

山梨     光明思想普及会甲運支部   ‥昭1004   ―山本賢五郎 ‥1

       外2支部                         ‥9

       都留誌友相愛会       ‥昭110331 ―上條 節  ‥8

 

滋賀     長浜誌友相愛会        ‥昭110210 ―河合源一郎‥13 

       外2誌友相愛会               ―守永彌惣次‥165

         日野誌友会           ‥昭060927 ―高尾甚七  ‥40

         太郎坊誌友会         ‥昭0904   ―古林正代  ‥10

 

岐阜     光明思想普及会大垣支部   ‥昭101120 ―加藤俊二 ‥50

       白鳩会高山支部誌友会    ‥昭110707 ―藤田善也 ‥85

       小坂町誌友会        ‥昭110810 ―大森長兵衛‥50

       白鳩会八幡支部誌友会    ‥昭120215 ―筧 甚七 ‥85

       岐阜誌友連合会       ‥昭120410 ―矢野榮三 ‥300

       白鳩会岐阜支部       ‥昭1211   ―鵜飼多美恵‥50

       揖斐郡誌友相愛会      ‥昭1304   ―西邑いちゑ‥57

 

長野     飯田支部          ‥昭100301 ―黒田蔵治 ‥20

       外2支部                  ―熊谷惣一 ‥8

       生長の家読書会       ‥昭1007   ―宮坂善蔵 ‥30

       飯田光の恵誌友会      ‥昭120601 ―齊藤誠逸郎‥31

       長野誌友相愛会       ‥昭100710 ―藤本政吉 ‥25

       光明思想普及会須坂支部   ‥昭110301 ―永原 孝 ‥7

 

宮城     仙台誌友連合会       ‥昭100914 ―蟻坂 仲 ‥210

       仙台第一誌友相愛会     ‥昭100320 ―蟻坂 仲 ‥40

       外3誌友相愛会                      ‥120

 

福島      光明思想普及会会津支部   ‥昭100520 ―中森ヨシ ‥40

       外4支部                         ‥59

         生長の家中村支部      ‥昭100915 ―池田亀之助‥81

       生長の家喜多方誌友相愛会  ‥昭130515 ―原口喜六 ‥8

 

岩手     光明思想普及会盛岡支部   ‥昭0910   ―田鎖恭一郎‥150

       大迫町誌友相愛会      ‥昭101005 ―小野清次郎‥30

 

青森     田名部読書会        ‥昭130406 ―村木友吉 ‥13

       弘前誌友会         ‥昭1105   ―齊藤次郎 ‥24

       青森誌友相愛会       ‥昭100403 ―三浦鐡蔵 ‥70

 

山形     山形誌友会相愛会      ‥昭1010   ―後藤邦治  ‥31

       光明思想普及会米沢誌友会  ‥昭110510 ―木村周蔵  ‥13 

       誌友会鶴岡支部       ‥昭100512 ―諏訪幸三郎‥30

       誌友会温海支部       ‥昭1111   ―清水 均 ‥30

       酒田誌友会         ‥昭1009   ―加藤伊佐美‥15

       酒田白鳩会         ‥昭110719 ―齊藤チヨ子‥15

        飽海誌友相愛会       ‥昭1007   ―土田周治 ‥19

        余目誌友会         ‥昭1207   ―高橋源三郎‥13

 

福井     福井誌友会         ‥昭1106   ―木下 康  ‥170

       遠敷誌友相愛会       ‥昭110325―瀧 彦右衛門‥20

       東三松誌友相愛会      ‥昭1205  ―上林 茂  ‥17

       光明思想普及会敦賀支部   ‥昭1006   ―前田美代 ‥20

 

石川     生長の家          ‥昭101110 ―松本伝七 ‥20

       江沼支部          ‥昭1009   ―榮枝重三郎‥10

       生長の家誌友相愛会     ‥昭080310 ―丹後登記 ‥45

       光明思想普及会金沢支部   ‥昭1007   ―森 吉三郎‥70

       外2支部                        ‥54

 

富山     新湊誌友相愛会       ‥昭1001   ―高橋治一 ‥21

       富山誌友相愛会       ‥昭100212 ―藤岡義孝 ‥34

       高岡誌友相愛会       ‥昭100310 ―江守貞二 ‥190

 

鳥取     誌友相愛会         ‥昭100101 ―岡野豊次郎‥60

       相愛会           ‥昭1002   ―北村英一 ‥30

       境誌友相愛会        ‥昭120307 ―東地治作 ‥20

 

島根     相愛誌友会松江支部     ‥昭1007   ―曽田恒二郎‥40

       大社誌友相愛会       ‥昭100701 ―三原チオ ‥5

       外2誌友相愛会                      ‥32

       今市誌友会         ‥昭110705 ―石倉圓一郎‥15

       今市誌友相愛会       ‥昭130915 ―倉橋義人 ‥25

       石東誌友一齊会       ‥昭120207 ―三谷可孝 ‥41

 

岡山     岡山中央誌友相愛会     ‥昭1008   ―門田 博 ‥330

       岡山誌友相愛会       ‥昭1010   ―渡邊宗次郎‥80

       外3誌友相愛会                      ‥75

       神の子会          ‥昭110917 ―本郷半次郎‥500

       光明思想普及会旭東支部   ‥昭101113 ―吉永正雄 ‥58

       光明思想普及会月田誌友

相愛会支部     ‥昭100218 ―門田 靖 ‥

       赤磐郡誌友会        ‥昭100301 ―花房芳太 ‥50

       津山誌友会         ‥昭130214 ―小野静一 ‥15

 

広島     尾道支部          ‥昭0906   ―長谷光三郎‥136

       外5支部                         ‥414

       福山誌友会         ‥昭120901 ―松岡啓一 ‥45

       外3誌友会                       ‥473

       神石郡誌友相愛会      ‥昭121114 ―平岡照二 ‥13

 

山口     宇部誌友相愛会       ‥昭0606   ―三隅若市 ‥200

       外7誌友相愛会                     ‥322

山口教化部         ‥昭100501 ―及美忠治 ‥354

       徳山誌友会         ‥昭130510 ―山縣壽祥 ‥40

       光明思想普及会柳井相愛会支部‥昭101001 ―藤田與吉 ‥1

       光明思想普及会周東相愛会支部‥昭101001 ―新庄熈士 ‥1

 

和歌山    和歌山支部         ‥昭050304 ―津守 龍 ‥80

       外4支部                        ‥21

       新宮支部相愛会       ‥昭110530 ―濱田一義 ‥30

 

徳島     橘誌友相愛会        ‥昭100715 ―西谷敏則 ‥35

       外2誌友相愛会                     ‥391

 

香川     高松誌友相愛会       ‥昭101123 ―東山半之助‥200

       誌友相愛会小豆島支部    ‥昭110101 ―大下榮十郎‥70

       外4支部                         ‥75

 

愛媛     松山誌友相愛会       ‥昭040220 ―出口時之輔‥100

       今治誌友会         ‥昭101101 ―常賀松之助‥50

       八幡浜誌友相愛会      ‥昭130910 ―兵頭郁治郎‥25

 

高知     三里村誌友相愛会      ‥昭110902 ―杉本幸次郎‥7

       外2誌友相愛会                      ‥60

高知県誌友連盟       ‥昭110516 ―島村互兄 ‥456

     高知県誌友相愛会連合会   ‥昭120701 ―島村互兄 ‥456

     須崎誌友会         ‥昭110530 ―上原義三郎‥21

     窪川県相愛会        ‥昭110605 ―西尾正秋 ‥10

     夜須誌友会         ‥昭131115 ―有安榮次 ‥11

 

福岡     添田誌友相愛会       ‥昭050301 ―長濃三郎 ‥5

6誌友相愛会                     ‥2425

直方教化部         ‥昭100920 ―出野重人 ‥38

光明思想普及会若松支部   ‥昭100910 ―永易寛一 ‥8

     外3支部                        ‥350

       田川誌友相愛会       ‥昭100910 ―高原甚平 ‥50

       八女支部          ‥昭100310 ―柴田貞次郎‥60

 

大分     光明思想普及会

       生長の家大分誌友相愛会   ‥昭1002   ―首藤利男 ‥50

       白杵支部          ‥昭1002   ―高橋良一 ‥30

       生長の家誌友相愛会中津支部 ‥昭1008   ―東山玫夫 ‥17

       生長の家誌友会       ‥昭1008   ―都留守太 ‥50

       玖珠誌友相愛会       ‥昭09     ―久津摩宣光‥4

       生長の家          ‥昭110720 ―深草 満 ‥30

       大分相愛会誌友相談所    ‥昭1204   ―曽根崎 保‥50

 

佐賀     光明会「生長の家」誌友相愛会

若木支部   ‥昭110318 ―増田次太郎‥32

 

熊本     熊本教化部         ‥昭0909   ―澤田正人 ‥150

       人吉誌友会         ‥昭110525 ―山鹿愛雄 ‥

       八代誌友会         ‥昭110719 ―角岡常記 ‥14

       水俣支部          ‥昭1107   ―古川キヨ ‥10

 

宮崎     光明思想普及会及生長の家

飫肥誌友相愛会       ‥昭0906   ―向高良夫 ‥1

3誌友相愛会                     ‥247

       光明思想普及会高鍋支部   ‥昭1003   ―海江田藤一‥3

       生長の家誌友相愛会日の影支部‥昭1008   ―高階 實 ‥

 

鹿児島    光明思想普及会

       生長の家鹿児島支部     ‥昭1002   ―平田吉彦 ‥30

       東國分誌友相愛会      ‥昭1005   ―谷口榮治 ‥5

       外2誌友相愛会                      ‥8

 

沖縄     沖縄誌友相愛会       ‥昭120301 ―宮里喜一 ‥30

宮古誌友相愛会       ‥昭1004   ―篠原國彰 ‥42

       八重山相愛会        ‥大110910 ―久高将旺 ‥41

       

ギャラリー
  • 南朝の里、天川村
  • 南朝の里、天川村
  • 南朝の里、天川村
  • 南朝の里、天川村
  • 南朝の里、天川村
  • 南朝の里、天川村
  • 南朝の里、天川村
  • 南朝の里、天川村
  • 南朝の里、天川村