<生長の家30年の暗黒史>

○昭和58年…「生政連」解散(活動停止)(総裁は、当時、生長の家理事)

○昭和59年…「日本を守る国民会議」脱退
※愛国運動からの事実上の撤退!谷口雅春先生はその前身である「日本を守る会」の結成において「生長の家の一つや二つ潰れてもかまわない」とまで仰いました。生長の家は祖国・日本のためにこそあるとの尊師のご覚悟を垣間見る思いが致します。

○昭和60年6月17日…谷口雅春先生ご昇天
          「實相無相光明宮大真理説授正思惟大聖師」

○昭和60年…青年局(青年会中央部)の解体

※谷口雅春先生の教えに純粋に生きようとして青年会運動を牽引していた当時の青年会長等の幹部が次から次と処分を受け、青年局が解体されます。

○平成元年…「両軸体制」のスタート
※このときに、谷口雅宣・広報編集部長(当時)は、「神誌」という呼称を否定し「普及誌」とします。「普及誌」には、谷口雅春先生のご文章が殆ど掲載されないということになりました。ここに谷口雅春先生否定の萌芽を見ることができます。

○平成2年…『理想世界』誌上に「ネットワーク考」を連載し、大東亜戦争侵略論を展開します。(11月、副総裁になる)

○平成3年…「宇治盂蘭盆供養大祭精霊招魂神社大祭祝詞」の書き換え
※『聖霊天降る宇治』の巻末には「祝詞集」が収められています。その217頁の「尽忠の精霊に告ぐる詞」と219頁の「精霊招魂神社大祭祝詞」とを読み比べると、両者の違いがはっきりとわかります。
 そこには、谷口雅春先生と谷口雅宣総裁との「大東亜戦争観」の遠いが如実に示されています。即ち、後者には、大東亜戦争における日本の使命、役割が見事に剥落しているのです。意図的に削除されたとしか言いようの無い重要な文言を前者から抜き出すことにします。

「…今や人類進化の一周期の終りにのぞみすべての人類は その皮膚の色彩の相異にかかわることなく平等の尊厳を恢復し平等の取扱いを受け その国土は独立し万民平等の自由が確保せらるべき理想実現の時期が近づきたりしがこの理想実現のためには 何れの国の民族かが尊き犠牲となって有色人種に“神の子”の実相を自覚せしめその独立精神を喚起せしめる天使たるの役割を演ずる必要ありしなり…」

 谷口雅春先生は、ここにおいて、はっきりと大東亜戦争における日本の役割を「天使たるの役割」と仰せられたのです。
 ところが、谷口雅宣総裁は、この箇所が気に入らなかったのか、全部、削除しています。大東亜戦争を“侵略戦争”と位置づける谷口雅宣総裁にしてみれば、それはとても容認できることではなかったのです。こうして、祝詞は改竄されてしまいました。
 そして、それを知られたくないと思ったのか、その証拠を抹殺するために、谷口雅宣総裁はこの「祝詞集」が収められた『聖霊天降る宇治』を絶版に処したのです。

○平成4年…谷口雅春先生『新刊書』の発行停止、
      既刊書重版停止(「内容上の理由」32点…事実上の絶版)
※平成4年7月15日、渋谷東急インでの取締役会(中島省治、鈴木卓朗、宮本三男、永井光延、辻信行、谷口雅宣、三浦晃太郎、磯部和男の8名)
 この「取締役会」で暗躍したのが、言うまでも無く、「谷口雅宣、三浦晃太郎、磯部和男」の3氏であります。「日本教文社」の社外取締役でしかない3氏が、裏で示し合わせて、谷口雅春先生の『新刊書』の停止へともっていったのです。そのときに言われたのがこの言葉です。
“谷口雅春先生の『聖典』はもう古い”
 この会議に谷口雅宣総裁がいなかったら、絶対に、この決定はありえないはずのものでありました。つまり、今から思えば、このときに、「日本教文社」は、この社外取締役3氏によって乗っ取られ、骨抜きにされ、魂までをも奪われてしまい、その社会的使命を終えたのです。

○平成5年…「国際平和信仰運動」を提唱
※これ以降、「日本国実相顕現運動」という言葉が事実上、消えてしまいます。その際のスローガンが“国をこえ、民族をこえて”であります。

○平成7年…「国際平和信仰運動」のシンボルマークとして“鳩葉っぱ”のマークが制定されます。
※「聖旗」の“光輪卍十字架”のマークが「ナチス」を連想させるという名の下に、これが制定されました。

○平成11年…谷口雅宣氏総裁代行

○平成12年…ISO14001取得の提唱→環境保護運動一本への傾向が強まります

○平成13年…「参議制度」が新設
※この規約改正によって、谷口雅宣総裁が金も人事も握る権力を有することになります(教団完全支配)。

○平成15年…“森の中のオフィス”構想の発表。
※このとき谷口清超先生は原宿の本部を移転することはまかりならんと言われたと言います。

○平成16年…「新教育者連盟(新教連)」を教団から切り離す

○平成18年…総本山の「鎮護国家特別誓願券」の書き換え。
※「鎮護国家」を外し「世界平和」が入ります。その後、平成26年、総本山の手水舎の柱からも「鎮護国家」の文字が消され、「世界平和」に替えられます。

○平成19年…環境保護運動が本格化

○平成20年10月28日…谷口清超総裁先生ご昇天。
※諡号に「大聖師」が入り「實相無相光明宮弘誓通達大慈意大聖師」。「大聖師」は谷口雅春先生のみ、という谷口清超先生のお考えは無視されました。
※谷口清超先生のお通夜で、荒地浩靖先生、宮澤潔先生の出席が拒否される。この時、お二人を出席させようとした谷口恵美子先生に対して、谷口雅宣総裁は「アンタ」呼ばわりする。こののち、谷口恵美子先生は、子供や孫、友人の方と自由に会うことができなくなり、所謂、軟禁状態におかれます。あまつさえ、毎月、家賃等で100万円(うち40万円は家政婦)を徴収されることとなります。

○平成22年…「四無量心を行ずる神想観」ニューバージョンの発表

○平成22年…「霊牌」焼却をやめ、燻炭化
※「霊牌」のいわばミイラ化です。CO2削減のためが表向きの理由でした。

○平成23年…「総本山は聖地ではない」と発言(谷口雅春先生26年祭にて)

○平成24年…『大自然讃歌』『観世音菩薩讃歌』を発行
※「聖経」を補強する必要があるということで創られます。最初は、「聖経」に取って代わるものではないと言われていましたが、今では、どんどんこの「経本」の読誦が行われています。

○平成25年…「ご神像」の撤去、“森の中のオフィス”へ移転。
※「ご神像」は汚い毛布にくるまれクレーンでつりあげられ、作業員の土足にふみつけられました。移転に祭し、教団は何の儀式も執り行いませんでした。

○平成25年…会則の変更
※「栄える会」の会則の目的から「本会は聖典『生命の實相』の精神を信奉し、―世界的視野に立つ有為な産業人の養成を図る」の部分を削除。「教職員会」の会則の目的から『人間神の子の実相』『日本国の実相』『天皇の実相』を顕現し真に平和な世界の建設に寄与する」の部分を削除。

○平成26年3月1日…総本山で執り行われた「立教記念式典」において「実相額」が覆い隠される。国旗「日の丸」も「聖旗」も掲げられず、国歌「君が代」の斉唱もなし。ただ、壇上には「鳩葉っぱ」の旗のみ。その上、顕齋殿が土足履きになる。

○平成26年4月…谷口恵美子先生の高知への脱出
※谷口恵美子先生は「成年後見制度」を強要されて、通帳と実印とを取り上げられる。そして、谷口恵美子先生は軟禁状態のお山から高知の宮澤先生ご夫妻の元へと脱出されます。

○平成26年5月…総本山の「神示祭」が廃止となる。「原宿本部会館」の解体が始まる。

○平成26年11月21日…総本山の「ご祭神」が変更に。天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日神が加えられる。

今回生長の家暗黒の30年史ということで破邪顕正さんが「光明掲示板」に書かれていたのをコピ-ペ-ストした。
読んで最初に「青年局」の解体がないことに少し不満であったが、あとで付加されたので安心した。

私は昭和59年に第36回青年会全国大会(武道館)で-大伝道運動への出発-というテ-マの時にこの全国大会に参加していた。
『理想世界』百万運動も過渡期であったことは事実であったが、それでも優秀な人材を生長の家は排出していたのは間違いない。

私はトキさんのように百万運動の何かを知らずにただ人の噂や想定などで散々悪口を言っている人が昭和60年以降出てきたことは残念であった。
同じ仲間でも悪口をいうような人もいたことも事実である。『百万運動』の本当の目的を知らない人には「無理して活動した」運動だけに過ぎないであろう。

この人は信頼出来るなどとうっかり信じて、とんでもないことになった人もいるであろう。
生長の家でもそうである。まさかこんな人がというような人が信頼出来ない人が多い。
それは自身でもそうであるが、うっかり信じて騙されるようなことがある。

私は専従のときに「怪文章」が全国に配布されたことを常に思い出す。
その文章は本部に返却したのであるが少し残念であった。あれは東京の青年会の人が主犯である。
それを手伝った人は今生長の家の主要人物である。

私の地元でその「怪文章」の消印を見ると大阪の浪速区から単位青年会の委員長へと郵送されていた。
百万運動を反対する文章であるが、全国のそれぞれの都市から郵送されていた。

以前にも書いたが、その解体される都市に青年局に行った。
「生長の家」は愛国運動や天皇信仰や「雅春先生」の行った運動を破棄していくことになる。、青年局の人が言ってくれたことを思い出す。それが正に当たっていた。

青年会を解体するどころか「生長の家」そのものを解体することが目的であったのは事実であった。
やはり「雅宣総裁」は生長の家を解体することが奉職した目的だったことを今更ながら事実として感じる。