先日、インタ-ネットで戦前の『光明の思想』という、谷口雅春先生の御著書を手に入れた。
もちろん、所持していなかったので、久々の戦前本の購入である。勿論、今年になって5冊程、戦前本は購入しているのだが、全て重複である。
前回にも記入したが、なかなか戦前本は見つからない。諦めに近い心境でもあるが、ここで諦めはしない。いままで、戦前本が1日で20冊程見つかることがあった。きっと見つかるであろう。
さて、『光明の思想』という本は「生命の藝術社」からの出版である。昭和10921日発行である。
「生命の藝術社」の出版はこの当時
『出世前・生・死・死後の研究』 (谷口雅春著作集第1篇)昭和971
『生命の烈風(いのちのはやて』  昭和9915
『新生活の出発』 (谷口雅春著作集第4篇)昭和10421
『光明の思想』   昭和10921
『地湧の浄土』  (谷口雅春著作集第5篇)昭和101215
『生命の神秘』  (谷口雅春著作集第6篇)昭和101215
『生命の奔流』  (谷口雅春著作集第3篇)昭和101215日 今年、後藤書店にて購入
『本當の教育』  (谷口雅春著作集第7篇)昭和101215
『いのちのはやて』(谷口雅春著作集第2篇)昭和101215
『光明主義』   (谷口雅春著作集第13篇)昭和11120

ここに記入されている谷口雅春著作集第○篇というのは函にのみ」記入されており、それにより記載しました。(中には何も記入されていない)
当時、書店に置いてもらうため、谷口雅春先生はこうした題名のついた本を『生命の實相』とともに出版なされていました。また廉価版や事変版など人事処を使いこなされていた。
当時既に『光明思想普及会』としても光明思想の本を次々に出版され。「生命の藝術社」という出版社とともに生長の家の普及に全力で邁進されていました。


 

 

『光明の思想』という本は現在の「生命の実相」(40巻)の第17巻 宗教生活篇・第18巻 宗教問答篇です。
この本は同時に『生命の実相』愛蔵版 第9
       『生命の実相』全集  第9巻(戦前・戦後)新修普及版・新修特製版(見返装丁)
       『生命の実相』火の巻(革表紙版・事変版ビロ-ド表紙版・人造羊皮版)
       『生命の実相』菊版装 第6巻(全13巻)
       『生命の実相』大聖典
       『生命の実相』中聖典
       『生命の実相』携帯版叢書「生活に生きる宗教」
       『生命の実相』戦時廉価版 第9巻(全15巻)
等に内容が収められている。

こうして考えると、いかにして谷口雅春先生は『生長の家』の教えを国民に普及させようと努力されたか垣間見ることができます。

『生命の実相』戦時廉価版といえども、装丁はハ-ドカバ-であり、紙質が劣るだけである。何故、これが廉価版なのだと、思いたくなる。雅春先生は戦時中においても出版された生命の実相は今なお三方の金が美しく光輝いている。